2007年8月10日金曜日

「蝦夷地飛んでけトンデケ屯田兵」その8

「蝦夷地
 飛んでけトンデケ屯田兵」
 その8 知床「知床五湖」


















知床にはみどころはたくさんありますが、
定番はやはり
幻想的な5つの湖「知床五湖」です。
周遊できる遊歩道の整備のされかたも、
「尾瀬の木道レベルに匹敵する」とも言われます。

樹林や知床連山が湖面に映る様は、
できれば静寂ななかで訪れたい風景です。
8月の初旬は道東、、とくに知床でも、
夏を謳歌できる時期ですのでこの時期がピークです。

五湖すべてを巡って約1時間、
第一湖、第二湖だけなら約20分で回れることから、
「世界遺産の知床体験」って感じのツアーなら、
    約1時間の見学が定番のようです。































来客が多いにも関わらず今回は、
3湖・
4湖・5湖方面は立ち入り禁止、
売店の人の話によると前日までは
1湖・2湖のところにもヒグマ出没!!で、
「知床五湖」に立ち入ることができず、
小高い丘の上にある展望台はごった返していたようです。















←展望台からの眺め
オホーツク海を臨む



野生動物が本当に人を襲うのか?
ヒグマにしてもイノシシにしても個体数が増えていることは、
自然が復活しているというよりも、
人間が自然に立ち入っていることで否応無しに
ヒグマたちが遭遇せざるのが現状のようです。

観光客が車から食べ物をヒグマに与え、
それをきっかけにヒグマが人間の食べ物の興味が高まり、
市街地に入り込んで、ついには「射殺」に至ります。

「キムンカムイ」(山の神)とアイヌの民が
畏敬の念を込めてよんでいた「ヒグマ」に、
楽にエサを採ることを覚えさせてしまったのは、
「心ない侵入者」=「マナーの悪いビジター」であることが
その原因のほとんどだと気づかされます。

箕面の凶暴なサルにしても、
横浜でも山の手では現れるイノシシも、
そのスタートは人間からのエサとかゴミとかなんです。
最果ての「知床」が悲劇の舞台にならないように、
 切に願いたいと思ってやみません。。。(・ω・)v


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知床が「世界遺産」に評価されたポイント

◎生態系「流氷がはぐくむ、海から山への命の輪」
 冬、 知床の海を覆いつくす流氷。一緒に運ばれてくる栄養分はプランクトンを
 養い、知床の海を豊かにします。その豊かさは、アザラシなどの海獣類、海鳥
 やオオワ シなど鳥類、海に生きる命がつながる糧となります。回遊して海の豊
 かさを体一杯に蓄えたサケの仲間は、ふるさとの川に遡上し、そこで山の生き
 物の餌とな り、死体は土に返り知床の森を豊かにします。生きるものと死んで
 行くもの、海と山の栄養の循環。この命の輪が知床の価値を高めています。

◎生物多様性「いのちの豊かさ。希少な動植物」
 知床には、シマフクロウや知床スミレといった絶滅危惧種や希少な動植物が分
 布しています。ヒグマやエゾシカ、トドやアザラシなどの大型哺乳類も高密度
 で生息しています。また、オジロワシやケイマフリなど、国際的に希少な海鳥
 が繁殖するとともに、オオワシのような渡り鳥にとっても重要な地域です。海
 から高山ま でそろった知床の多様な環境が、多様な生息環境と餌資源を提供し
 ていることが生物多様性を支えています。

←知床財団のHPより