タイムスリップ大阪万博 その12 万博を思う


タイムスリップグリコ版
01 太陽の塔
??? 太陽の塔2005


「万国博覧会を思う」 宮沢喜一
 万博というのは、
世界万博規則があるんです。
日本での開催のために
本部のあるパリへ行き
「3年後にやりたい」と申請したら
「3年なんかでできるわけがない」
と言われました。
「いや、日本は他の国と違うから
3年で大丈夫」と
問答した覚えがあります。

 万博の規則で開催期間の
半年が過ぎたら、
パビリオンは「太陽の塔」以外は
全部撤去しなければいけなんです。
だけど例えば9月は台風が
多いからどんな強風にも
耐えられるものを
つくらなければいけないし、
半年で取り払って
しまうものでもありながら、
たくさんの人が入っても
壊れないようなものを
作らなくてはならない。
その点が技術者として
一番の苦労だったでしょう。
でもそういった苦労こそが、
後々の技術の進歩に
最も貢献してきたんだと思います。

 担当大臣として各国の
パビリオンは全部見ました。
中でも一番記憶に残っているのは、
「今日でもうフィナーレ」
というお別れの日、
本部のある建物の庭に
どこからともなくとめどもない
数の各国の
コンパニオン達がやってきて、
歌を歌って抱き合い、
踊りを踊ったりしたことです。
そんな企画は
していなかったものですから
「これが万博というものなんだな」
と感激した覚えがあります。
言葉の壁などは問題ではなく、
誰も何も言わなかったけれど
大きなダンスパーティとなっていたのは、
本当に不思議な夜でした。(談)

タイムスリップグリコ 
大阪万博編には、
ハガキよりすこし小さな大きさの
解説が入っています。
フィギュアはシルバーの袋に
入っていますが、
その解説書を見ると
中身がわかるようになっています。

これは01太陽の塔の解説です。
当時の万博担当大臣の 
宮澤 喜一 さんの談話です。
この解説には各界の著名人が
名を連ねています。
こちらが
レギュラーのフィギュアです。
塔の地下には、
実は第4の太陽が存在。
最近になって万博機構が
4つ目の顔「地底の太陽」の
“捜索”に乗り出してきている。

「地底の太陽は
 強化プラスチック製で金色、
 顔の直径は3メートル、
 左右に伸びるコロナは最大で
 長さ約13メートルだった。
 保存対象にはならず、万博終了後は、
 いったん個人に引き取られたらしいが、
 その経緯もよく分かっていない。」
とのこと。
 産経新聞 2009.12.9 より
食玩ってシークレットって、
いうのがお決まり。
タイムスリップグリコは
太陽の塔2005です。
このシリーズが出たのが
2005年なので
2005年太陽の塔」ってこと。

シークレットものがあるので、
なかなかコンプリート
できないのがフツー。
まさに大人買いをしても、
なかなかゲットできない。
35年の比較ってのは
なかなか面白いですね。
ちなみにこの2セットは、
ヤフオクでゲットしました。
黄金のマスクといわれる
未来の顔」は、直径11m。
鼻の高さは2m。
鉄より固い合成樹脂でできてる。
目玉の直径は約50cm。
毎日午後6時に点灯されていたが、
今は老朽化のため夜は
「おやすみモード」。

捜索中の「地底の太陽
 日本万国博覧会記念機構HPより

<情報提供先>
独立行政法人日本万国博覧会記念機構
 事業部 営業推進課 広報宣伝係
(電 話) 06−6877−3497
(E-mail) info@expo70.or.jp

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