ザ・船場な戦後ビル⑬ イトゥビル
「イトゥビル」
船場を東西に突っ切る
中央大通りに面しているビル。
1966年竣工の褐色タイルが美しい。
北側にはあの2007年登場の
「本町三丁目地区都市再生特別地区」
として新たなランドマークを創出を
意図したセントレジスホテル大阪の
本町ガーデンシティが見下ろす。
設計施工は㈱竹中工務店さん。
外壁タイルの色調、
独立窓のプロポーション…
そうピッチも似ているのが
御堂筋沿いやや北東に
鎮座している「御堂ビル」。
異なるのは交差点の面取りが
「イトゥビル」のほうが大きく、
角の面にも窓を配置されています。
最上階だけ
丸紅との縁のあるビルでして、
鉄筋コンクリート3階、
鉄筋コンクリート3階、
地下1階のビルを
1937年より建築されましたが、
戦時下の建築中止令により中止。
戦後ビルを復旧するも
連合国に接収となりました。
現イトゥビルが竣工したのは、
1966年11月 1日 のこと。
なぜ「イトゥ」としたのか?
髙岡伸一さんのある一説では、
「 Itu 」と書くと
戦時下の建築中止令により中止。
戦後ビルを復旧するも
連合国に接収となりました。
現イトゥビルが竣工したのは、
1966年11月 1日 のこと。
なぜ「イトゥ」としたのか?
髙岡伸一さんのある一説では、
「 Itu 」と書くと
この竣工石も
御堂ビルのは前にせり出してるが、
イトゥビルは奥まっています。
サッシの枠がみえないように
デザインされていることで、
あたかもガラスが直接タイルの
壁に埋め込まれているように…
褐色のタイルは金属のように
光る窯変が目立ちます。
耐震補強工事、全館LED照明、
光ケーブル対応に
地デジ、ケーブルテレビ視聴可。
いまなおテナントビルとして、
その役割をここ船場の地にて、
しっかりと担っています。
ハードロックカフェとか…
地下にもショップがずらり。
ちなみにブライトンベルさんは、
虎次郎の後輩くんがやってるお店。
「イトゥビル 」
竣工年:1966年(昭和41)
設計 :㈱竹中工務店
施工 :㈱竹中工務店
構造 :鉄骨鉄筋コンクリート造
地下4階、地上9階、塔屋4階
所在地:大阪市中央区南本町3-6-14
※1道東の四季 ‐ 春
北海道釧路市にある弊舞橋に設置されている
4作家競作による「道東の四季」のうちの1点
「春」のエスキースである。
実際に釧路に設置されている像は
薄衣をまとっているが、この作品は、裸体である。
舟越保武は、清楚で優美な女性像を得意としており、
無理のない自然体で立つ純潔な乙女の姿は、
いかにも「春」と いうテーマにふさわしい。
寄付者:清水建設株式会社
4作家競作による「道東の四季」のうちの1点
「春」のエスキースである。
実際に釧路に設置されている像は
薄衣をまとっているが、この作品は、裸体である。
舟越保武は、清楚で優美な女性像を得意としており、
無理のない自然体で立つ純潔な乙女の姿は、
いかにも「春」と いうテーマにふさわしい。
寄付者:清水建設株式会社