おーい!オーイ!応為!?

葛飾 応為の描いた「三曲合奏図」で、
19世紀(江戸時代)の浮世絵です。
「応為」という画名は、
あの北斎が「オーイ、オーイ」と
娘 阿栄を読んだのがヒントやそうです。
彼女は南沢 等明という
堤等琳(三代)の門人と結婚するんですが、
「自分より絵が下手クソだな(笑)」
と思ったのが理由だったのかは不明ですが、
後に離別して北斎の元へ帰って、
肉筆画、艶本などを描いたらしいです。
北斎の名の作品のうち、
この応為さんの代筆もあるらしいです。
この応為の落款らっかん(サインのこと)の作品は少なく、
この「三曲合奏図」もボストン美術館の持ち物なんです。
最近 神戸で行われた
ボストン美術館所蔵 肉筆浮世絵展「江戸の誘惑」
で久々に日本に帰ってきたんです。
今回は見に行けなかったんですが、
最近 大学ゼミの連れから
この「三曲合奏図」“絵はがき”をもらいました!!
1983年(昭和58年)に京都国立博物館で行われた、
「ボストン美術館所蔵 日本絵画名品展」以来、
23年ぶりの里帰りです!!