2012年6月14日木曜日

ハマの洋館めぐり 横浜銀行集会所

石造りを模した淡いクリーム色の外壁、
そして褐色のテラコッタが連なる
軒装飾が美しいのは「横浜銀行集会所」。
 


ほぼ正方形の外観に7本の柱が連なる。
建物全体はフランス風だが、
壁面や柱の模様には
ギリシャとローマの様式が用いられている。


敗戦後は1952年まで米軍の接収を受け、
将校クラブとして使用され
若干の内部変更が行われたとか。
接収解除後には、復元旧改装工事が行われ、
1953年5月に名称を
財団法人横浜銀行協会」と改めている。
創建当初は3階建てであったが1965年に、
手形交換所となる4階が増築されている。


設計者の一人は長く現在の
横浜国立大学工学部である
横浜港等工業学校の建築学科で
教鞭をとっていた林豪蔵 という人で、
国会議事堂建設などに関与した
大熊喜邦の娘婿でもあった。
玄関ポーチ上部には、
変則八角形の柱を中心に。
直線と花があしらわれた門灯。
正面の銅製扉に刻まれた
「帆船レリーフ」も港にふさわしい。

→横浜銀行協会
建築年:1936年(昭和11)
構造:鉄筋コンクリート造り4階建て(4階部分は増築)
設計:大熊喜邦、林豪蔵
所在地:横浜市中区本町3-28


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