2017年11月17日金曜日

京都特別公開2017秋 常念寺


現光寺でバスを降りる時に、
JR加茂駅も常念寺も
「あそこに見えますよ」って、
寺職さんから
教えてもらっていましたが、
かなり距離がありました…

ときどき掲げられる
特別公開の赤い目印。


高齢の方はタクシー分乗で、
巡られていました。

開基は寺の記録によると天台系、
盛憲(せいけん)上人が開山。
盛憲上人は延暦寺で修行、
「生きているということは
 生かされていること。
 生かされているからこそ、
 守るべきことを
 守っていくことが一番大切だ。」
と説かれました。

町並みの南端にあたる
廻り道」にあたるところに
建てられた念仏道場
木津川にほど近い常念寺は、
物資輸送の重要な拠点。
近くに「船屋」とい地名が残り、
往時をわずかに伝えます。

織豊時代は大いに隆盛したとか…



特別開帳の御本尊
「阿弥陀如来立像」

胎内に泥化した摺り佛
発見されています。
伝承の通りこの仏像が、
江戸時代に水に浸かっていた
ことを示しています。

江戸中期の正徳2年(1712)8月、
大雨による洪水で付近が水没。
常念寺も被害に遭って
現在地に移転しています。
表面は黒ずみはあるものの、
漆仕上げは健在でした。

「地蔵菩薩半跏像」
半跏とは、左足を座面から
おろして座ること。
平安後期のもの。
加茂町兎並の成徳院より
移って来られました。