2010年6月3日木曜日

サッポロの旅 「時しらず」な虎次郎

北の海産物の旬はこの時期に集中しています。
どこかで海鮮を食べるか思案していたら、
ビール園からドームへのタクシーの運転手さんが、
「根室出身のオーナーがやってる  
 回転寿司がいいよ」
と教えてくれました。


地元のタクシーに乗るって
貴重な旅の情報源なんですよね。。


















「時しらず」・・・・
時期外れの初夏にかけて沿岸に寄ってくる鮭。

夏に獲れる鮭は、産卵期の秋鮭と違って、
卵巣や精巣が成熟しきっていないため、
そっちに取られる栄養分が全身にいきわたって、
まるまると太って脂がのるのが「時しらず」。
またの名を「デカ時」とも呼ばれるそうです。



訪れたのは前夜もお世話になった JRタワー
そこに「回転寿司 根室 花まる」があった。
日曜日ってこともあって待ち時間は60分。
でもお腹を空かせるにはちょうどいい感じ。
結構 タイガースユニを着ている人も待っていました。


是が非でも食べたかったのが「ウニ」
道内では1月から6月までが羅臼で、
そのあと5月10日から8月31日までが
小樽での解禁の時期を迎える。
5月から6月にかけるとどちらも味わえるってこと。



















このウニ漁は資源保護のため、
今年は1日4時間と決められています。
ウニは昆布を食べて育っているから、
小樽周辺の味の良い昆布の森が支えています。

小樽でとれる細目昆布は幅 が細身で粘りが強く、
とろろやおぼろ昆布に加工される良質のもの。


身は濃くオレンジ色のものは
漁場では「赤」と呼ばれる「エゾバフンウニ」
「白」と呼ばれる「ムラサキウニ」ってのも、
海水温の上昇で増えているそうです。
味は「エゾバフンウニ」の方が濃厚だと言われています。

昆布の旨味でもある
グルタミン酸・アルギン酸 が豊富で、
ビタミンA、ビタミンB1、B2など肌を美しく保ち、
脳の働きを活発にする栄養素 を含んでいます。
ちょっとはカシコクなれたのだったら嬉しいですが。

















こちらは「北寄貝」
北寄貝はバイガイ科に属する二枚貝で
「ウバガイ(姥貝)」ともいいます。
寿命が30年近くあることから
この名前がつけられたそうです。


「北寄貝」 というのはウバガイの別名
アイヌ語の「ポキセイ」が語源なんだそうです。



















写真付で紹介されていたのが「青そい」
メバルの仲間で北海道のオホーツク海の
水深150mあたりの岩礁に棲んでいる奴。
深い場所に棲息するため、
釣り上げると目が飛び出して
「目抜け」の状態になるので
クロメヌケとも呼ばれる魚。















白身なので
一見あっさりしているように見えましたが、
なかなか見かけによらぬ
脂ののった絶品のネタでした。




もうひとつの今が旬なのが「毛ガニ」
さすがに「毛ガニ」のお寿司ってのはありませんでした。
「毛ガニ」は「一杯単位」でオーダーしないと
納得できないってのもありますしね。


















千歳空港で「ウニ丼 特盛り」に
   追加オーダーした「
毛ガニ汁」


ところで「毛ガニ」の「毛」は
なんのためにあるのか?

理由はまだよくわかってないそうですが、

「周囲の動きを感知するため」のものだそうです。

毛の動きから周囲の水の流れなどをキャッチし、
接近する敵の気配を敏感に感じているのだそうです。



周囲の動きさえ感ぜずにバカ食いしてしまった。
「時しらず」な虎次郎・・・今になって反省です。