地の塩

日曜日は同窓祭があり
母校に行ってきました。

インフルエンザが
猛威を奮っているらしく、
高校は学校閉鎖で中学も7クラスしか、
授業ができない状態ということ。


























例年は生徒たちも華を添えてくれるのだが、
今年の「同窓祭」は静かな雰囲気で、
オトナの時間って感じ。



テレビにもよく登場する
同志社大学 法学部教授の
村田 晃嗣(むらた こうじ)さんと、
MBSのちちんぷいぷいの
ニュース解説の 石田英司 さん、
そしてカルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)で
代表取締役社長兼CEOの 増田宗昭 さんの
シンポジウムなるものは聴き応えがありました。

バトルトーク
「どうなる日本、どうする日本!」
ての。

TSUTAYA 増田宗昭 さんのラスト一言。

これからの日本をとりまくのは中国の存在、
中国のパワーを体現するためにも、

来年行なわれる
上海万博はぜひ若者は足を運ぶべきだと。

そういえば戦後の日本が高度成長期に、
西欧に旅しお上りさんのごとく、
一行を仕立てて団体旅行していたことが
      ありましたね。
ブランド品を漁るように買い求める姿を
英国人たちは眉をひそめて。。。

いま銀座や六本木のブランドショップには、
中国人の姿が多く見られます。
ちなみにシャネルの銀座旗艦店の売り上げの
50%以上が今や中国人観光客の
        ものになるようです。



村田さん曰く10倍以上ある中国の人口が、
真剣になって知の集団に
なりつつある現状にあること。
大学をはじめとした研究機関の待遇が
比較的恵まれている日本では、
アメリカのハーバード大などの有名大学で
学んだ者たちも多くは日本に戻ってくる。

ただ中国とアメリカでの研究者を取り巻く環境は、
雲泥の差でアメリカの知の中枢には、
中国人で席巻されつつあるという。
まさに アメリカ社会の知的構造が
中国に凌駕
(りょうが)されつつある
         と言われます。


会のはじまりは礼拝がおこなわれる。
讃美歌も歌う。



「あなたがたは 地の塩である。
 あなたがたは 世の光である。」




世の中の塩である存在であれという
聖書の一節。
塩には「しょっぱい」という味として
役割だけでなく、
麺類のコシを担ったり、
腐るのを防いだり、
皮革のなめしや合成ゴムも塩のお蔭だ。
もうすぐ雪の降る季節だが
路面の凍結を回避するためには
塩の仕事場はさまざまなところに見られる。



「♪歴史のながれ 旧きものを
  返らぬ過去へ 押しやる間に
  主イエスの建てし 超えてすすむ
  民よりたみへ ひろがりゆく」
   讃美歌#234

イマを受け止めて、
「くさらず」「こしのある」
世の中に効く!!
そんな存在でありたいものである。

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