ウチナー・グスクを征く① 勝連城その1


宜野座キャンプ
メインなんですけど…

観光スポットも外せません。
世界遺産の勝連城跡へ!

2月の沖縄はスコールのような
土砂降りの雨によく出会います。
沖縄上陸初日もレンタカーを
走らせてしばらくすると…
傘必携の天気になりました。

通り向かいの駐車場に止めて…

目の前の城壁…
ソソられますが、
信号のある横断歩道を
使いましょう!!
イラストがカワイイ♡

ユネスコ・エンブレムのある
世界遺産 勝連城跡の碑。

そして案内板

かつてはこの辺りは、
底なしの沼とも言われる
湿地帯だったそうです。

城の財政を支える農地として、
そして足を取られる防御ライン、
防御田地と呼んでいます。

こんな感じ…

サンド&芦田愛菜ちゃん
博士ちゃん」でもガイドさんが
紹介されていた「ミートゥガー」。

カーとは泉のこと
女性が自由な行動が
許されなかった時代でも、
水汲みは若者の仕事…
男女の逢瀬の場との伝説から
縁結びのカー」と伝わります。

「この泉のそばで
 恋物語をするな」
とも…
ここで結ばれた男女の別れは、
不幸をもたらすとも
信じられていたからです。
聖域であるからこそ、
添い遂げよ
という教えとも。

こちらは「門口のカー

城内へ入る際に、訪問者が
手足を清めるための泉
神社の手水舎のような存在。
身分の低い家臣たちの
水場でもありました。

「マチダ・ナケージガー」
地誌琉球国由来記
記載される、「マチダの御嶽」
「ナケージの御嶽」に縁起を
持つとされる特別な御嶽。

旧暦の2月8月に村の安寧を祈る
「御願(うがみ)」を行う場、
今なお地域の信仰の対象です。

城門の近くにはウタミシガー

ウタミシ」とはお試しの意。
旧暦元旦の初拝で泉の水量で、
一年の吉凶を占う泉でした。
水量が豊富だとに「サーイ」、
少ないと「ユガフー」。
ユガフーが豊作年とか…

コーンが落ちているコチラは…
仲間ヌウカー(カンジャガー)

カンジャーとは鍛冶屋のこと。
鍛冶屋跡はこれまでの
発掘調査で発見されていません。
12世紀から15世紀前半の
グスク時代の頃は、
この泉を使っていたそうです。
この地の鍛冶職は仲間家
仲間家専用の泉なので、
仲間ヌウカーという名も。

仲間家先祖は安全な場所を求め、
鍛冶場を替えながら武具の製作や
修理を行っていたそうです。

次回は石灰岩の
虎次郎の行く手を阻む!?
曲輪を結ぶ石階段へ。

※このブログは世界遺産勝連城跡サイト
 参考にしています。 

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