横浜・大実業家の大邸宅〜三渓園ゆ 参

茶人のお庭だけあった庭園内には、
いくつかの茶処があったのですが、
三溪記念館内ロビーの「望塔亭」で
 裏千家のお点前にて。。。


草庵風の茶亭で素朴ながらも
風趣のある「横笛庵」。
横笛の像が安置されていたことから
この名が付けられたのだそうですが、
像は戦争の際に失われてしまったそうです。 
横笛とは...
高倉天皇の中宮建礼門院に仕え、
平清盛の従者である斉藤時頼と
悲恋に終わった女性と伝わります。
三重塔と同じ京都燈明寺にあった本堂
関東では数少ない五間仏堂なのです...
もち移築なのですがね。
屋根は単層入母屋造で本瓦葺。
  
原三渓が1902年(明治35)に建てた、
三溪園造成の足がかりとなった「鶴翔閣」。
上空から見ると...
鶴が飛翔している姿のようだとか。
日本を代表する政治家や文学者が集い、
横山大観下村観山などの
創作滞在地でもあったそうです。
これまでの洋館めぐりのハマ歩きとは、
またひと味ちがった
横濱を体験することができました(・ω・)v
また、
ゆったりと過ごしたいものです。

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