セコガニのウチとソト・・・

週末、、
冬の味覚を堪能してきました。















フグとちがい現地で食するのが一番ですが、
昨年までのエチゼンクラゲ騒ぎも今年はなく、
豊漁だったとか行きつけの
津居山漁港の“日昇”さんからは、
お土産の活けガニまで頂きました。
留守居のオカンも大満喫でした。

ところで、ズワイガニの雌カニって
「セコガニ(勢子蟹)」って呼ばれていて、
こちらの方は今年は数が少なく、夕食には登場せず。
  朝食のセコガニのお味噌汁で、
   ようやく会うことができました。
















土地によっては
「香箱蟹(コバコガニ)」と呼ばれます。
加賀ではこう呼ばれる雌蟹ですが、
成長過程によって ゼニマル、アカコ、ジンケン、クロコと
    呼び名が変わるそうです。
漁獲が許されているのはジンケンとクロコなんだそうです。

このセコガニの漁は、
11月6日〜1月10日頃までの約2ヶ月のみ、
これを楽しむには雪道を覚悟せねばなりません。
雪は舞いませんでしたが日曜日は冷たい雨が、
 日本海特有の冬をあらわしていました。

セコガニの最大の魅力は、「内子」です。
内子は卵巣で見事なオレンジ色をしています。
非常に濃厚な味はそばにある
カニミソとの相性がぴったりです。

「外子」というのはお腹の房の子ですが、
醤油をつけると食感としてはよいという人も
 いますが、、もったいないようですが、
虎次郎はソトは食べません。。


オスに比べメスが極端に小さいのは、
短期間に産卵、抱卵、幼生放出を
繰り返すので脱皮ができないためと
  いわれています。

ママは大忙しという訳ですね。


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