2016年7月27日水曜日

いざ江之子島政府へ② 青い官舎


enocoの前に残る
江之子島政府の名残。

一時期でしたが大阪市役所は、
江之子島にあった府庁舎を
間借りしていたそうです。
「特例によって大阪府知事が
 市長を兼任していたが、
 特例の廃止に伴い市庁舎を
 どこに建築するかが
 問題になっていた。
 堂島や津村別院(北御堂)など
 あちこち候補は挙がったものの、
 適切な場所が定まるまで
 府庁舎の一部を借用することに
 落ち着いた。」※のだそうです。 
今川 浩満さんの描かれた
画集 浪速の洋館』では黄色
今は青いがこの建物は、
内務省の大阪官舎だったそうです。


大正初期の建築とみられていて、
庁舎に正面を向けていて、
背後を木津川に面しています。
焼け残ったのは1棟のみとか…

文化財オンライン」で調べると、
エメラルドグリーン…。
持ち主の趣味で塗り替えられて
いるのかも知れません。
下見板張。
玄関北を洋室とするほかは
和室になっているそうです。
大阪市が自前の議場を持ったのが、
1912年(明治45)のことで、
官舎はそれ以後に建てられたもの。
最終的に市役所が
中之島への移転を果たしたのは
1921年(大正10)でしたから、
ここも使われていたかも知れません。

「木村家住宅主屋」

建築年:1912-1925年ごろ
設計 :不詳
構造 :木造2階建、瓦葺
【国 登録有形文化財】

※このブログは月刊中之島 Vol.47(2012年6月)
『大阪の「ウェストゲート」を旅する。』
 を参考にしています。