2016年7月2日土曜日

倉敷で遊びょーる④ 有隣荘


大原美術館の川向に立つ
「緑御殿」とも呼ばれる有隣荘
大原家の別邸です。

1928年(昭和3)に大原孫三郎が、
病弱な妻を気遣っての思い
「家族の為に落ち着いた住まいを」の
願いで建設されたものです。

道を隔てた「大原家本宅」。
江戸時代の町家として造られたもの、
どこからも出入りができ、
家族だけの家庭を持てない、
そんな状況にあったそうです。

今橋」という橋が
倉敷川に架けられています。

児島虎次郎がデザインしたもので、
菊の紋と…
龍の彫刻が彫られています。
大原孫三郎の辰年生まれ
ちなんだものでして…

有隣荘の襖の引き手。

欄間にも意匠がみられます。
どれも虎次郎の考案したもので、
西洋的なもの
中国風に感じられるものなど、
いろいろ居てオモシロイ。
実は年に2回ほどでして、
ゴールデンウィーク中と
10月の行楽シーズン。

薬師寺主計伊藤忠太の設計で、
庭園は平安神宮や山県有朋邸などの
名庭を手がけた京都植治の
七代目小川治兵衞です。

艶やかな緑色の瓦。
特殊な釉薬が使われていて、
泉州堺の瓦職人への特別注文。
今の価格でだいたい
1枚3万円するとか…

二階からは、
大原美術館を眺めることが
出来るそうですが…
もとは美術館は虎次郎が作品を
描いていた倉敷市酒津
建てようと思っていたので…

後に大原美術館をここから
眺められるように建てた、
というのが歴史的な経過です。


※このブログは大原美術館発行の
「倉敷を見つめる、日本近代の遺産 有隣荘」
を参考にしています。