2016年5月13日金曜日

東洋+西洋=?? 西本願寺伝道院


もともと真宗信徒生命保険会社の社屋、
2011年3月に修復工事が終わって
キレイになられた「西本願寺伝道院」。


祇園閣、平安神宮大極殿、
一橋大学兼松講堂、
築地本願寺などなどの
設計で知られる伊東忠太さん、
45歳のワークがコレ(・ω・)v
西本願寺二十二世 
大谷光瑞さんとの関係、
伊東さんが
1902年から1905年にかけて、
アジア〜ヨーロッパ、
そしてアメリカへの大旅行。

大谷光瑞さんは1902年に
ロンドンから帰国すると、
西本願寺の留学生との語らいから
かの大谷探検隊を組織…
第一次探検隊と伊東さんが遭遇、
帰国後意気投合したのだそうです。



19世紀ヴィクトリア朝
思わせるレンガ、
2階の外壁を走る石材の帯がよい!
イスラム風の多弁アーチの窓。

西域のモスクか?

イギリス植民地建築なのか??

伊東さんの関心はこうだったらしい…
「日本の伝統的な木造建築も
 石造(煉瓦造)に進化できるに
 違いない。」
と考えていたらしい。



[2階講堂※]
似た思考体質
大谷さんの支持を得て、
建築進化実験をしたその産物が
「伝道院」そのもので
あったように思えます。

木造の伝統と向き合う姿勢は、
武田伍一に引き継がれ、
伝統とモダンデザインの融合へと、
坂倉準三丹下健三に繋がった。




[八角ドーム3階※]

[ホールと主階段※]



足元に配された石柱の
奇想天外のイキモノたち。

伊東忠太さんの
デザイン力が有り余ったのか…



手の抜かないワーク。



ひとつぐらい欲しいゾォ〜。



遊びゴコロもホンモノだと、
それを受け入れた大谷さんって人も
すごいなぁ〜っと、
エエもんに出会えました(・ω・)v




このブログは2012年6月に
大阪くらしの今昔館で開催された、
「東洋+西洋=伊東忠太
 ーよみがえった西本願寺「伝道院」ー」

パンフレットを参考にしました。
※内部写真はパンフレットより