春日のお藤



















春日大社周辺では
鹿は神使として、
特別な存在だ。
武甕槌命(タケミカヅチ)は
白鹿に乗ってやってきた
 ことに由来する。






それとなんと言ってもとのつながり大きい。
藤原氏の氏神を祀っているので、
「藤」を意識するのは当然で、
巫女さんは藤のかんむりで、

神紋は「下がり藤」だ。

















境内の「砂ずりの藤」は、
砂にすれるということに由来するもの。
ノダフジの変種といわれますが、
このノダフジって大阪・福島区の野田のこと。
「吉野の桜 野田の藤」と言って名を馳せた。
実はこの野田の藤はなんども甦っている。
一番始めは戦国時代の「本願寺騒動」、
 その後江戸時代には復活、
ただ1945年6月の空襲でも消失、
1950年のジェーン台風でとどめを
 さされたと思われたが、、

最近 愛媛県の宇和島市に持ち帰られた
江戸時代のフジが挿し木として
里帰りしたものが立派になってきたという。


阪神なんば線に乗ればどちらも
 見れます。。


















こちらは境内から見える
春日山原生林に花咲くヤマフジ



いつもよりも満開を迎えつつあった、
春日大社の『藤の園』
 豪華絢爛であった。



麝香藤

 ノダフジと
 シナフジの
 交雑種らしく
 その名の通り
 匂いがキツいと
   いう人も。








九尺
 花房が長く
 伸びることから
 この名がある。
 藤らしいフジ。











八重黒龍
 現存唯一の
 八重咲き種。
 牡丹藤ともいう。
 耐寒性が強く、
 マイナス25度まで
 耐えるとか。


























神苑である「春日大社苑」のフジ。
今が見どころです!!




こちらは
藤浪之屋(ふじなみのや)
もとは神職の
詰め所だったそうですが、
お盆の時の「万燈籠」
雰囲気が体験できました。







そう、
直江兼続の燈籠がコレ。

特別拝観の看板に。
客寄せに
使われていました。









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