神のつかわしめ たち② 猪〜京都・摩利支天


マイブーム・眷属みくじ
神社のゆかりの動物たちに、
おみくじ が入ってるもの。
「桜花 盛りはすぎて
 ふりそゝぐ雨にちりゆく 
 夕暮れの庭」
おみくじには
3つの系統があって、
お寺は漢詩、神社の和歌
それ以外の おみくじ。

桜はまだまだ
咲き始めなのに…
中吉 第七番のおみくじには、
「恋愛 自己を抑えろ」( TДT)
境内は、
木瓜(ぼけ)まんか〜〜い😁
どことなく他人?と
思えないフォルム。
「思いもかけぬ煩らい
 起りて心痛するが、
 心正しく身を慎めば年永く
 音信タヨリのたえし縁者
 又は他人の便ありて
 喜び事が出て来ます
 何も運に任せ思い煩うな 」
ブヒブヒ運任せなのね
(・ω・)v
臨済宗 建仁寺派
大本山 建仁寺
塔頭のひとつ禅居庵
摩利支天は、
陽炎を神格化した女神
天も月ともに陽光の先を
進むので姿は見えず
捕らえることも
傷つけることもできません。
森に住むイノシシは
古くから狩猟の獲物でした。
摩利支天とイノシシとの
つきあいは古いそうで、
古代インドでも根本神の化身
鎌倉時代の時の執権
北条高時の詔により、
中国の元より来訪した、
清拙正澄 禅師の開山。
禅師自ら清浄の泥土で
摩利支天像を作ったとか…
秘仏なので見られませんが、
三面六臂の御影、
七頭の猪の上に座す
女天の像だとか…
「顔は天童女で三面六臂あり、
 身には甲冑を着け、
 頭には宝冠を戴き、
 七頭の猪に乗る」
コチラは御影…
でもなぜ…七頭なのか?
散り散りバラバラで
猪突猛進できるのか?
インド神話の太陽神スーリヤ
乗っている像があり、
七が吉数とされている所以。
おみくじの猪は
奉納する人も多いようです
手水舎にもイノシシ🐗
猪に近づくと水を吐く。
戦国時代には、
守り戦勝の神として信仰、
矢玉にも当たらず
勝利するとして、
懐中に秘め出陣したとか…

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