2016年6月17日金曜日

岸和田モダンをあるく〜和泉銀行 本店


紀州街道に面して建つ、
今なお地域景観の

シンボル的な存在になってる
C.T.L. BANK

名付けられた銀行建築。

CTLは
㈱キューブインターナショナル、
ダイエット食品を扱う
タイムリーカンパニーなど
3社の頭文字。

正面中央入口は半円アーチ窓が
2階の高さで設けられ、
キーストーンの位置にメダリオン
フクロウが
見下ろしているかのようにも…

外壁はタイル張りだが両サイドは、
石積風に貼られているのがお洒落。

蛇腹と腰壁などなどは
テラコッタのようです。

びっくりしたのは、
登録有形文化財のプレートが
白塗りされていること…
もともとは緑錆色です。

和泉銀行は寺田家が興した銀行で、
寺田甚吉が当主のころが開業。
甚吉さんは寺田合名会社をはじめ、
南海鉄道、岸和田紡績などの
社長を歴任、
岸和田市名誉市民にも
なられている人なのです。

設計は関西を中心に活躍した、
様式主義を自在に使いこなし、
合理性の境地を開いたとして名高い
渡辺節
(わたなべ せつ)さんです。

「和泉銀行 本店」

→C.T.L. BANK
建築年:1933年(昭和8)
設計 :渡辺節建築事務所
構造 :鉄筋コンクリート造2階建
所在地:岸和田市北町14-3
【国 登録有形文化財】