阪急七福神めぐり〜中山観音・寿老人


腹帯の中山観音

腹帯には縁がなかったので、
はじめてのご参拝。

山門には・・・

仁王像の阿吽が。

徳川家光により建立されたのは
正保5年(1648)のこと。

山門とともに奉安されたとか、
胎内の木札には 発願者や
仏師、塗師
(ぬし)、絵師などの名も
連ねられていたそうです。

彩色が往時の姿に
蘇っておりました。
木製の獅子。

こちら狛犬。
弁柄漆
(べんがらうるし)のみの仕上げ。
妊婦さんのお参りが多いので、
石段の横にはエスカレーター

その傍「寿老神堂」に
寿老人さまがおられます。
子育地蔵さまの前、
御厨子に寿老神。

寿老神は、
仙人の風貌を持つ
中国・ 宋の人。
南極星を精とした化身だそうで、
別名・南極老人とも呼ばれてます。

こちらは「閻魔堂」

本堂の装飾彫刻は、
極彩色で彩られれていました。



ここにも大黒天さん、
ちょっとユニークなお姿。

聖徳太子の創建によると伝わる、
わが国最初の観音霊場。
安産の寺として
大いに賑わっておりました。

中山寺 寿老人
 中山観音駅 北へすぐ 

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