神戸の異国教会めぐり⑥ 本願寺神戸別院 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 投稿者: 虎次郎 - 2月 11, 2016 本壽寺よりも さらに線路沿いに下ると、ようやくみえたモダン寺こと、「浄土真宗本願寺派神戸別院」。もとは浄土真宗に帰依する 信者さんたちによって寛永16年(1639)に築かれた善福寺が前身とされています。 善福寺であったころこの地に移転された 1878年(明治11)に、木造で建てらたのですが、1916年(大正6)に火災から焼失。 改築前のモダン寺 鉄筋本堂のパイオニアとして、国内初のインド仏教様式デザインの寺院建築として完成したのが、1920年のことだったそうです。ながらく斬新なスタイルの寺院は、神戸の高台に異彩を放ち続け、「モダン寺」として多くの人々に親しまれてきました。1995年に モダン寺の面影を残しつつ、本願寺神戸別院・兵庫教区教化センターとして、全面新築され今日に至っています。改築される前のものは、大阪市内にある大江ビルヂングや 中央電気倶楽部を 手がけた 葛野壮一郎率いる、葛野建築事務所の設計で、意匠を引き継いで改築されています。尖塔や壁面彫刻などいわゆる 「印度式」。ビルマ(現在のミャンマー)とかの寺院を参考にしたのだとか?パゴダやインド王宮、独特の雰囲気を表現しようと、そのガンバリが継承されています。ステンドグラスに テラコッタ風のアーチ。 そして、親鸞さんが佇んでおられました。神戸別院の前の仏具屋、名前は「モダン堂」でした…こちら高速神戸の花隈駅、真っ赤なタイルに覆われた壁。ここには 阪急電車か山陽電車しか走らず、阪神電車は入ってこないのだと…マルーン色に合わせたの?駅までもが、 エキゾチックな雰囲気でした。 「本願寺派神戸別院・ 兵庫教区教化センター」 宗派:浄土真宗本願寺派建築年:1930年(昭和5) 改築年:1995年(平成7) 所在地:神戸市中央区下山手通8-1-1 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ