2014年8月15日金曜日

世界遺産・石見銀山へ③ 西性寺

大森地区の高台にある「西性寺(さいしょうじ)
1465年(寛正6) の創立と伝えられる寺院だが、
もとは天台宗龍泉院、
のちに西善坊と称するようになったとか...
山門をくぐって
左手奥にある経典を納める蔵には、
その四面の壁に鳳凰・牡丹・菊をあしらった
鏝絵
(こてえ)というのがあります。
大正時代中頃に「左官の神様」と尊敬された

松浦栄吉 が 還暦を迎えたころのものだと...
壁と天井の境の飾りである
蛇腹(じゃばら)」という左官技術だったのです。
彼は英国で習得した腕を買われて、
日本に呼び戻されたのだそうです。
大阪の郵政管理局や下関の山陽ホテルなども
手がけたと伝わります。
西性寺にこれがあるのは、
彼の菩提寺であるから...
本堂は1739年(元文4) の再建。
本堂の木鼻...獅子の表情がオモシロイ。
こちらは阿形かな?
実は木鼻の上に、
「弘化4丁未七月 作者荻原村 船原廣兵衛 
六十歳調之 施主銀山方御役人 
河島三郎右衛門妻 御クミ」と彫ってあるとか...
施主が奥方というのも興味深いお寺です。