弥山・時の旅人2〜「きえずの火」へ
弥山・時の旅人2…
消えずの霊火堂を訪ねるの巻
閼伽井堂をこえるとようやく見えてきたのが...
こちらが「弥山本堂」です。
本尊は虚空菩薩像(こくうぼさつぞう)で、
不動明王と毘沙門天さんに護られていました。
そして弘法大師・空海さま。
本堂脇には「錫杖(しゃくじょう)の梅」。
弘法大師が立てかけた錫杖が根をはり、
梅の大木になったと伝わります。
不吉な兆しがあると咲かないとか。。。
「中国醸造」さんには
同名の梅酒があります(・ω・)v
あの天満天神梅酒大会に
出品されておりました。
そして向かいにあるのが「霊火堂」です。
こちらが「きえずの火」。
806年(大同元年)、このちに大聖院を開いた
弘法大師が修行の際に焚かれてから、
ず〜〜〜と途絶えることなく燃え続ける霊火。
この火で沸かした霊水は万病に効くとか。
「心願成就」の蝋燭を灯してきました。
堂内を黒煤と紫煙を
不動明王が護持されています。
実は、
広島・平和記念公園の「平和の灯火」は、
この「きえずの火」が元火なのです。