2014年3月14日金曜日

建築史探偵団・京都13 四条烏丸のリノベーション

建築史探偵団・京都も
今回が最終回です。
四条烏丸の交差点には
いわゆるメガバンクが並んでいます。
元々は、三菱銀行京都支店の建物の一部。
1925年の桜井小太郎の設計。
 イギリスで建築を学んだ後に
海軍技師を経て、
その後三菱合資会社に入社。
技師長として
三菱の丸の内ビジネス街の建設の
主軸を担ったのが 桜井小太郎その人。
三菱地所を退社した後に、
桜井小太郎建築事務所を開設した、
いわば独立後のの第一作でもあります。
 こちらは
長谷部竹腰建築事務所」の設計。
1982年に取り壊され、
その2年後に新築されたビル角に、
組み込まれました。
今は三井住友銀行京都支店と
展示ホールなどを持つテナントビル。
になっています。

 京都の新たなランドマークとして
「リノベーション」された、
「COCON KARASUMA 」
“古今烏丸" と...
このビルの前身は、
1938年に建設の「旧丸紅ビル」。
第二次世界大戦後の戦火を免れたビルは、
無傷のまま進駐軍に接収されたのだそうです。
再生を手がけたのが世界で活躍している
現代建築家 隈研吾 さん。
旧丸紅ビルに刻み込まれた時間を継承しつつ、
新しい風景を添えています。

「丸紅商店 京都支店」

→「COCON KARASUMA 」
建築年:1938年(昭和13)
設計:長谷部竹腰建築事務所
改修設計:隈研吾
施工:勝呂組
構造:SRC造地下1階地上8建