建築史探偵団・京都9 今に活きる洋館〜リエノ室町店

「美しいノート」の垂れ幕。
製本職人が手作業でつくる
麗しいオリジナルノートが買える店
リエノ室町店」。
 室町通りに面して、
蛸薬師通りとの交差点に建つ
実は木造三階建ての理髪店やったという。
テラコッタでぐるりと
リボンがかけられたよう。
縦長で箱形のシルエットは、
小ぶりなんだけども鉾町の
室町通りで異彩を放つ。
実は京都の角地は地割りの関係で
小宅地となることが多いのである。、
店舗兼住宅で地割りの関係で
小規模でも営業できるという特性から
理髪店が多いのだということ...
八坪ほどの建坪だが、
間取りは一階が店舗で、
二・三階に居住部が積み上げられている。

「村中理容院」

建築年:1928年(昭和3)
設計:不詳
施工:不詳
構造:木造3階建
所在地:中京区室町通蛸薬師下る山伏山町

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