2009年9月25日金曜日

東京スカイツリーへ。。。

















新東京タワーがニョキっと成長しつつある
墨田区の押上地区の近くまで行ってきました。













浅草から、橋を渡って徒歩15分ってことになるらしく。
Rising Eastというプロジェクト的な都市開発。。
今は「街づくり」なんてコトバになるだそうですが、

この地域
 明治の頃は小梅瓦町と呼ばれていたようで、
瓦の生産地であった伝統は今でも
「ものづくり」
のマチとして、
息づいているいわゆる隅田川にほど近い下町です。





















東武タワースカイツリー株式会社というのが、
事業を担う会社の名前でして、
いわゆる東武グループ
東武のこの地での歴史は1902年(明治35年)4月に、
東武伊勢崎線が北千住から延伸され、
現在の「業平橋駅」
(当時は「吾妻橋駅」)の
    開業にさかのぼるそうです。


在原業平が主役の『伊勢物語』第九段に出てくる
「都鳥」(みやこどり)の舞台がまさに、
隅田川にかかる「吾妻橋」(あづまばし)。

「都鳥」にはこうあります。。
  京からの一行が隅田川のほとりで
 「考えてみると、
  ずいぶん遠くに来てしまったものだなあ」
        とわびしく思っていると。
 白い鳥で、くちばし と脚が赤い、
 シギくらいの大きさの鳥が、
 水の上で遊ぶように しながら、魚を食べている。
 渡し守に問うてみる と
 「これこそが、都鳥だ」 と。
 それを聞いて詠まれた歌が
 「名にし負はば いざ言問わむ 都鳥

  我が思う人は ありやなしや」
です。


東国にいるのになぜ「都鳥」??
実は 「みや小鳥」というのが正しいかも知れません。
「ミヤと鳴く小鳥」ユリカモメのことです。
カモメってそういえば
ネコみたいな鳴き声ですよね。



ずいぶん脱線してしまいました。
東京スカイツリーの話に戻ります。

新タワーネーミングは
6つの候補から
投票公募で選ばれました。
2位の
「東京EDOタワー」1514票差で、
「東京スカイツリー」が
    32,699票を獲得。

それ以外には
「ライジングタワー」「みらいタワー」
「ゆめみやぐら」
「ライジングイーストタワー」
  なんてのがあったようです。






「東京スカイツリー」の色は?なんと白色です。
 カラーコンセプトというのがあって、
  ・日本の伝統的な美意識を表す白
  ・地域の誇りとシンボル性を表す白
  ・全てを包み込み、
   四季のうつろいと下町の営みを映す白


「東京スカイツリー」の報道資料で知ったのですが、
白の語源は
「シル(知)」・「シルシ(印)」
なんだそうで、
日本では古くから他からの差異を
はっきり認識させる色であったようです。

赤い東京タワーに意識があったのかも知れませぬ。






















設計を担当している 株式会社 日建設計
土屋哲夫 さんのインタビュー記事によると、

東京の景観や水との親和性を考えて、
「「青空に溶け込んでいく色としての白」、
 「太陽の光を受けて朝日に染まり、夕日にも映える、
   時間の変化を映し出す白」といった
 環境を映し出すような白いキャンバスのイメージ」。


  
 (ライジング・イースト・プレス 6号
    「東京スカイツリーは、
     墨田の色を映し出す白いキャンバス。」
より)

タワーの白色は単なる<白>ではなく、
日本の伝統色の「藍白(あいじろ)」がベースだとか。
その名の通り薄い藍染の色でかすかに青みがかっている色。
その名も「スカイツリーホワイト」なんだそうです。













ロゴデザインにも日本の伝統色が並びます。
常磐色(ときわいろ)   萌黄色(もえぎいろ)
刈安色(かリやすいろ) 黄金色(こがねいろ)
紅梅(こうばい)      江戸紫(えどむらさき)
空色(そらいろ)

タワーのシルエットと組み合わされる
日本の伝統色は、
空へと伸ぴる「木」に、葉が繁り、花が咲き、
豊かに果実にそれらの色の思い
「伝統」 「若さ」 「みんなの」
「未来」「華やかさ」 「粋」
「エコロジー」
という
メッセージが込められているのだそうです。