喉越しでたのしむ「葛切り」
葛根1kgから最終的に葛粉になるのは
およそ100g。
「本葛」の製法は、
冬の冷たい空気と水で仕上げられます。
水晒し法と呼ばれる技術のおかげで、
有害物質を含む根茎類でも、
いざというとき食べられることがわかり、
近代の食品産業の基礎技術となっています。
吉野本葛をあつかう老舗の
「天極堂」さん、
何年か前から
近鉄奈良駅に出店されていて、
こないだ奈良に行ったときに
「くずきり」を
買って来ました。
たしかに
ホンモノは違います。
この「くずきり」。。。
茹でるのが本当にムズカしい。
もう少し茹でればベストだったと、
虎次郎の母もこんどこそと!!
リベンジに燃えていました!!
この透明感を出すには繰り返しの
精製の仕事が想像出来ます。
よくぞここまでしたなーと感心しきり。
葛粉を精製すると当然のことながら、
大量の葛根の繊維が残ります、
一昔前は家畜の飼料などに
使われていたようですが、
奈良周辺で畜産をされているところも
少なくなり、
飼料の定量化が図られて
廃棄処分となっていたようです。
「天極堂」さんはこれらを
再利用に試行錯誤し、
綿、絹、麻の混紡繊維として、
タオルやハンカチも
売り出しておられるようです。
葛根タオルには3種類あって、
麻ループタオルはゴシゴシこすりたい
男性向け。。
ほど良い肌触りのは女性におすすめ!
レーヨンループタオル。
赤ちゃんやシニアには
ガーゼタオル、、、
通販でも買えるそうですぞ!!!
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