岐阜をつくねる① 鵜飼のこと
"つくねる"という岐阜の言葉、
「まとめておく」の意。
岐阜の名物といえば鵜飼…
岐阜市役所に遺る《岐阜名所図会》、
1925年に発行されたもの。
岐阜に住まう旧友によると…
関西でいうところの「しょぼい」?
"長良川うかいミュージアム"へ。
日本で唯一の皇室御用達の鵜飼い
総がらみ…篝火を川面に映す。
暗闇の中のシーンは必然なので、
盛り上がりが何処?って感じ。
原寸大の鵜舟のその下で、
鵜たちの激闘が再現。
う〜〜暗くてよくわからない。
1階の展示で存在感満開の鵜。
喉元で鮎が止まっているのも、
なんか気の毒に思えてきた。
川で見られる鵜飼いなのに、
カワウではなくウミウ。
カワウとウミウの違い…
クチバシ付近の黄色い部分が、
ウミウは三角形状に尖っていて、
カワウは丸みを帯びているとか…
でも比較がないと違いは分からない。
なぜカワウではなく、
ウミウが使われるかのワケ。
単にウミウの方が大きい…
ただ中国ではカワウ、
中国ではカワウの方が大きいから。
鵜飼シーズンオフなので、
周辺はひっそりとしていました。
幼少のころ、
祖母に鵜飼に連れて行って
もらった記憶があるのですが、
半世紀近くたっているので、
街の面影はありません。
ただ…長良川沿いのホテルに
泊まったのに見当たらない…
長良川ホテル本館が市に更地返還、
その跡地に建てられたもので、
川沿いの石垣はその名残かと。
岐阜市歴史博物館所蔵の鵜飼舟模型、
土産物として小ぶりのものを、
買ってもらったことがありました。
《続昭和職業絵尽 鵜匠》
1954年 和田三造
長良川鵜飼のはじまりは、
7世紀頃と伝えられています。
正倉院文書の美濃国の戸籍に、
「鵜養部目都良売」とあり…
織田信長、徳川家康、松尾芭蕉、
チャーリー・チャップリンなどなど、
鵜飼を観覧した歴史に繋がります。
《美濃奇観 鵜養の図》
池田崇広 筆 明治時代
1880年(明治13)刊行の
版本「美濃奇観」その挿絵原画。
同 鵜匠手縄持たる図 手縄乃図
用具などの名称や寸法、用法など。
《木曽街道六拾九次 五十五
岐阻路ノ駅河渡長柄川鵜飼船》
渓斎英泉と歌川広重との合作による
木曽海道六拾九次のうち。
こちらは岐阜市歴史博物館で
摺師体験で摺らせてもらったもの。
長良橋北詰の神明神社の芭蕉句碑
「又たくひ なからの川の 鮎なます」
長良川でとれた鮎のなますは、
これまた比類なく
おいしいものだの意で、
鮎のなますとは、
鮎を細かく刻んで
酢であえた料理のこと。
ミュージアムには鮎料理はなく、
そこまで行ったのだから
"落ち鮎"でも食せよと、
中1からの旧友からFBコメ。
界隈はひっそりしておったのです。
名鉄の"岐阜城下町きっぷ"で散策…
岐阜バスのフリー乗車できるのですが、
"うかいミュージアム前"のバスは、
1時間に1本…ランチをかきこみ。
ただ喉につまらせることなく😁
次回は岐阜城へ
こちらは岐阜市歴史博物館で
摺師体験で摺らせてもらったもの。
長良橋北詰の神明神社の芭蕉句碑
「又たくひ なからの川の 鮎なます」
長良川でとれた鮎のなますは、
これまた比類なく
おいしいものだの意で、
鮎のなますとは、
鮎を細かく刻んで
酢であえた料理のこと。
ミュージアムには鮎料理はなく、
そこまで行ったのだから
"落ち鮎"でも食せよと、
中1からの旧友からFBコメ。
界隈はひっそりしておったのです。
名鉄の"岐阜城下町きっぷ"で散策…
岐阜バスのフリー乗車できるのですが、
"うかいミュージアム前"のバスは、
1時間に1本…ランチをかきこみ。
ただ喉につまらせることなく😁
次回は岐阜城へ