2012年1月17日火曜日

虎次郎おとなの散歩 京都・瀧尾神社

おけいはんねっと」にも出てた龍にあえる社、
京阪電車の東福寺駅にほど近い「瀧尾神社」へ。





もともとは豊臣秀吉が建立した方広寺建立で、
1586年(天正14)にここに遷座してきたとか。
ちなみに「遷座」とは引越しのこと・・・


そこに...
夜な夜な水を飲みに行く??という龍がいるとか。
龍拝殿」の天井にあるのは全長8メートルもある。





あまりにも出来が良かったため、
夜な夜な抜け出して、近くの「今熊野川」まで
水を飲みに行くとの噂があって、
以前は龍が自由に動けないようにと、
天井に網が張られていたのだとか。

ふだんはスリッパに履き替えて昇段できるのだが、
ちょっと来るのが遅かったのでカメラを龍の下に
差し出すようにして撮ってみた。






木目の位置まで計算されていて、
立体感や躍動感がスゴイぞ!!
高名な京の彫刻家であった
九山新太郎 の彫刻が境内のここかしこに。


本殿の正面は霊獣らしき彫刻が鎮座する。
雲上におり、顔は鳳凰、四足、
ウロコで覆われた身体、 鳥のような爪を持つ姿。



何の動物や霊獣を表すのか わかっておらず。
まさに幻の霊獣なんだそうで、
日本でも1体しか存在しない像だとか、
鳳凰と麒麟を合体したようでもある。

回廊には十二支たち
子丑寅卯にはじまり…



辰巳??やはり抜け出すのか?
網がかけてある!!



そして午未申酉戌亥と続く…








そして鳥たちや獏(ばく)・麒麟
なんかの霊獣が一堂に会していた。



ここの木像には目が入っているものが多い。
江戸末期に流行った技法なんだそうだが、
でもトラは残念片目になっておった。



本殿の両脇には
伏見人形で作られているという、
御弊を持った“”の姿が見える。



実はここ瀧尾神社は、
江戸中期に行商から大呉服商になった、
あの大丸百貨店の礎を築いた
下村彦右衛門 が熱心に参ったことで知らている。
「龍拝殿」には「大丸」の提灯が見られる。





現在の社殿は江戸後期の天保年間のものだが、
これも下村一族の寄進によるもの。
そして、絵馬堂には
大丸呉服店や百貨店の額が奉納されている。




下村彦右衛門は
京都伏見に呉服店「大文字屋」を開業、
その後中国から輸入綿糸の販売で
巨万の富を築いたのだという。
そのお礼としてたびだび、
瀧尾神社境内にて食事を振る舞ったそうだ。




いつしか彦右衛門は
「福の神のような人」と呼ばれるようにn
あの「福助」の愛称が定着したのだという。
授与品でもある「福助人形」…
社務所が閉まっていたので“網越し”に。