虎次郎 おとなの遠足 御香宮神社その2

御香宮神社」をあるく…
   いよいよ本殿に。
















千姫は秀頼に嫁ぐ際、
江戸からここ伏見に立ち寄り、
大坂へと向かったそうです。

娘の輿(こし)入れに付き添った江。
ここで徳川と豊臣が争うことのない
泰平の世を強く望んでいたと伝わります。

















1605年(慶長10)に、
徳川家康の命により
京都所司代坂倉勝重を
普請奉行として着手建立されたもの。
まさに豪壮華麗 「これぞ桃山建築」
   という雰囲気が漲っていました。

















背面の板面の板壁には五間あるのですが、
ほぼ全体にわたって柳と梅の絵
  描かれていてちょっとビックリ。

















御香宮(ごこうぐう)」というのは、
平安時代に境内から香りの良い
清水がわき出たので、
清和天皇からこの名を賜ったのだそうです。




















水かけ占い
   ってのを
  やってみた。












すると・・・
こんなん浮かび上がった
大吉」なり。
結ばずに箱にいれて
置くってことになってた。







「本殿」裏手には、

   たくさんのお宮さん。
まさに八百万の神たちが集う。

鎮守の森を背に「太神宮」。
「太神宮」とは天照大神をまつる神宮で、
あの「伊勢神宮」のことです。



















そして紅葉に映える「豊国社



















稲荷社
 伏見のお稲荷さんに近いから??


















コン太とコン吉もミニサイズ。


















そしてちょっと夕暮れになると
 コワそな「弁天社」。



















一番奥にあったのが「東照宮」です。
















境内の中の末社のなかでは一番大きい。
東照宮のの鳥居には1858年(安政5)、
そして石燈籠の一つには
  1850年代の年号が刻まれる。
おそらく幕末目前となって建立されたのか??


















外観からではよくわからないのですが…

本殿は美しく彩色されていて、
牡丹が描かれた金襖と御簾が奥に見えました。
幣を中心にして、
小さいながら狛犬が鎮座していました。

















そして「葵の御紋」の軒丸瓦と

  棟の両端に「鯱」を頂いています。

ちなみに
豊臣秀吉を祀る「豊国社」は、
伏見城築城300年を
記念して祀られたもので、
1895年(明治28)の
     ことなんだそうです。


家康と秀吉の同居は、
最近のこととやったらしいですわ。

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