『巨人軍論 』を読んで??(・ω・)v

川上 哲治 さんは宿敵ジャイアンツのV9時代の
 監督だが、、

「人はつい自分ひとりで生きていると錯覚しがちだが、
 現実はそうではない。
 他人からの恩恵をさまざまなかたちで受けている。
 野球選手も同じである。成績を上 げるためには、
 いつもほかのチームメイトの協力がなければならない。
 満塁ホームランはランナーが3人いるから生まれる。
 完封勝利はエラーをしなかった野手 がいてはじめて実現する。
 自分が打った、投げた、というだけではいけないのだ。」

 という言葉をよく話しておられるそうだ。

決してアンチジャイアンツではない虎次郎だが、
先日 野村 克也 さんの書かれた

『巨人軍論
  ー 組織とは、人間とは、伝統とは』
という、

新書を古本屋で見つけ、東京への新幹線で読み切った。

“ 巨人軍 ”というよりもその章だてには
 ・中心なき組織は機能しない
 ・言いにくいことを直言するのも指導者の愛情
 ・信頼関係構築の第一歩は意識改革である
 ・無形の力で有形の力をカバーせよ

 ビジネス組織論のような言葉が並んでいる。

野村さんが言われる。。
弱者には弱者の戦法があると、
 第一に「適材適所と意思統一によるまとまり」
 第二に「知力・体力・気力のバランス」
 第三は「相手の弱点をつく」
 最後は「選手に優越感を植えつける」こと。

今年のタイガースには弱者にも強者にもなれない、
 なにかチャレンジャーになりきれないものがあった。

虎次郎タイガース
 来年は歓喜の年にしたいものである。


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