祇園山鉾を歩く(4)太子山

油小路通仏光寺
 あぶらこうじ ぶっこうじ と読みますが、、
そこに 聖徳太子 を祀る山

「太子山」があります。





他の山は真木に「松」を使うんですが、
「太子山」のみ「杉」を立てられます。
これは聖徳太子四天王寺建立に当たり、
「自ら良材を求めた」といわれている故事にちなんだもの。

真木の「杉」には如意輪観音像(にょいりんかんのんぞう)
     祀った厨子(ずし)をかけられます。




御神体の 太子像
江戸時代の作品だそうで、
トレードマークの

 鬟
(みずら)
髪を結んでふっくらした
顔だちの少年像です。











町家の人 曰く「ええ お顔してはりまっせ〜」


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