2007年7月15日日曜日

祇園山鉾を歩く(2)霰天神山

室町時代
京都に大火があった時、
(アラレ)が降ってきて
猛火が収まったと言います。
このときのと一緒に
降りて来た天神様を
火除けの神様
 
として祀っているのが

『霰天神山』
(あられてんじんやま)
です。




多くの山鉾が焼けたといわれる江戸時代
 天明や元治の大火の時もこの山だけは残ったというから、
 霊験あらたかである。


宵山 での受付では、町の子どもたちが
「雷(らい)よけ
 火よけのお守はこれより出ます...」

   と歌いながら受付をするんだとか。








『船鉾』

「長江家」
さんとちがって
「霰天神山」
さんは、
 路地を入ったところで「屏風祭」
 町会所 と呼ばれる場所で行います。








錦小路通室町西入にある
「霰天神山町会所」は、
明治時代中頃の建築で
会所家と大日堂、土蔵からなります。

「町会所」「屏風祭」には、
唐破風春日造の
檜皮葺きの社殿
が祀られます。

錦小路通りにあることから
「錦天神山」
とも、
「火除天神山」

   ともいわれています。






山のなかでは唯一、
 真松の変わりに若松12本を社殿の両側に植え並べ、
 最前部に天神」額を掲げた朱塗り鳥居を建て、
 紙垂(しで)付き榊を一対立てて、
       大きな紅梅が飾られます。







← 透かし塀と若松









水引を兼ねた廻廊は透かし塀
 上部欄間には春(梅に鶯、松竹梅に鳳凰)秋(紅葉に鹿)
 冬(水仙にオシドリ)の極彩色透かし彫りがみられます。




霰とは??
 霰は、5mm未満の氷粒が降る天気。
 5mm以上は雹(ひょう)となる。 雪あられと氷あられに区別される。
  あられの天気記号(日本式)は丸に三角