エリア仁徳vol.1 源右衛門山古墳


エリア仁徳」…
シンボル仁徳天皇陵古墳は、
多くの陪塚を従えています。

仁徳陵とのちょうど
北東あたりから…

世界文化遺産登録を
めざしての登場と思しき
こふんカフェ」!!

駐車場の裏手が
源右衛門山古墳」。

円墳を伝える絶妙な曲線。
セレブ住宅街のなかに
ひっそりと佇んでいます。



調査では埴輪や葺石は
見つかっているそうですが、
埋葬施設については不明。
宮内庁の管理で、
仁徳天皇陵ち号飛地
と刻まれているのだと
思います。

あまり家がなかった頃の
地図にははっきりと濠の跡が
残っていました。

1989年、隣接する道路の
下水道管敷設工事に
先立った発掘調査で、
墳丘の北、西側で幅5mの
濠の存在が明らかとなり、
道路にカラーリング
濠の存在を示しているとか…
なんとなく分かりました。

仁徳天皇陵の周囲には
10基以上の陪塚があると
言われていますが…
宮内庁が「陪塚」と
認定していても、
学術的見解は違っていたり…
ちょっと「エリア仁徳」を
お届けします。

「源右衛門山古墳」
・円墳・直径34m
・5世紀前半
・堺市堺区向陵西町
【世界文化遺産登録候補】

このブログの人気の投稿

村野藤吾のファサード⑫読売会館・そごう東京店

野球帽の研究 補講〜高校野球帽

異界との出入り口《春日権現験記絵》