百舌鳥古墳群をあるく⑥ みくにん広場

ひさびさに
百舌鳥古墳群をあるく」

仁徳天皇陵
1967年生まれの虎次郎が
歴史を学んだ頃はそう呼んでいた。
でも最近の若い人が
「仁徳天皇陵」と教わらない。

教科書の記述に
「仁徳天皇陵」が消え、
大仙古墳」となったのは、
1990年代後半から〜
1970年以前は明治以降に
つけられた「仁徳天皇陵」。
1976年には、
遺跡の命名法で、
元々 呼ばれていた地名から
「大山古墳」にしよう
という呼びかけがあったとか。※
JR三国ヶ丘駅には、
みくにん広場」ってのが、
出来てて超巨大古墳を
斜め上から見ることができます。

Google Mapの普及で、
鳥瞰的に捉えることは、
簡単になったが…
「そこにある」のを
実感できる場所!
「みくにん広場」にあった
もう一つのパネル
三国ヶ丘を駆けた列車たち」…
ここは南海とJRがクロスする。
撮り鉄にも人気のスポットとか。
駅前には「古代」という名の、
モニュメント。
ふとん太鼓」を載せた
電話ボックスもあります。
駅名の「三国ヶ丘」は、
摂津国・河内国・
和泉国三国の国境の丘
に由来します。
阪和線は少し掘り下げられた
所を走っています。
古墳を見下ろしては、
いけないから…というのが、
その訳とも言われるが、
よくわかりません。

みくにん」のネーミング、
堺市在住の小学生のアイデアが
採用されたそうで、
三国ヶ丘の「みくに」と
仁徳天皇陵の「にん」。

地元では「仁徳さん」と
親しみ持って呼ばれてる。
夕暮れどき、
刻々と変わる空の色…
古墳のシルエットが
浮かび上がる情景も
インスタ映えするとか。
ちなみに「みくにん広場」は、
18時で終了です。
もう一つのオススメは、
堺市役所 21階展望ロビー
こちらは21時まで入場できる。
堺市街や堺港だけでなく…
天気がよければ
生駒〜金剛〜和泉山脈…
こちらは反正天皇陵

みくにん広場
仁徳めぐりの前に…
ぜひ寄ってみてください。

※このブログは、
大阪府立近つ飛鳥博物館
「こども考古学者の部屋」の記事を参考にしました。
 「大仙古墳と仁徳陵古墳という名称」について

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