エリア仁徳vol.3 永山古墳


永山古墳」は310号線を
挟んでポツンとある陪塚…
せっかくなので…
横断歩道を渡って、
古墳に近づいてみました。

住宅地にすんなり
溶け込んでいる北側は、
公園のようにも見える。
ちなみに宮内庁の管理、
陪塚(と号陪塚)とのこと。

濠にもこのあたりは、
水深が浅くなっているのか、
葦とかが自生していました。

造り出しもあって、
しっかりとした前方後円墳
宮内庁管理なので
発掘調査がなされずで、
詳しいデータがない。


古墳の規模からして、
仁徳陵の陪塚とするには、
少々疑問符もつくが…
江戸時代には
日本武尊の墓という
伝承もあったそうです。

蓮が繁茂しているところも。

ぐるりと回って、
310号線ぞいに近づくと、
水面がハッキリしてきます。

その昔…西側のあたりは、
釣り堀になっていたとか。
なかなか古墳の姿を
眺めるには不釣り合い??
堺市が釣り堀の
立ち退き請求を起こし、
無事、立ち退きに成功。

釣り糸を垂れる風景、
長閑な時間が
刻まれていたと思うと、
微笑ましく思えますが…。

「永山古墳」

・前方後円墳
・墳丘長100m、後円部直径63m、
 高さ10.3m、前方部幅68.5m、高さ10.3m
・5世紀
・堺市堺区東永山園
【世界文化遺産登録候補】

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