いのちどぅ宝の島へ⑦ 斎場御嶽 vol.3 サングーイへ
サングーイへ!
神の審問の眼を思わせる
鋭い三角形の大きな空隙。
光が差し射るとさらに
神々しいシーンが、
みられるのでしょうね…
さらに進むと…
ここが「三庫理」
御嶽の最も奥にある
この下には金製勾玉などが
鎮められていました。
中国青磁器・銭貨など、
「斎場御嶽出土品」。
国の指定の重要文化財、
御嶽という聖地のなかの、
さらに気高い場所より出土。
「チョウノハナ」と
呼ばれる場所には、
香炉が残されています。
斎場御嶽の6番目の拝所、
「シキヨダユルアマダヌピー」
手前が
手前が
「大庫理」での就任の儀式で
額に水をつける神事もこの聖水。
沖縄の正月は若水汲みから…
元旦の朝は湧水汲むで賑わう。
東方を向いて祈願し、
火の神や仏壇に供えます。
シキヨダユルアマガヌピー…
「しきよたる雨か美御水」
アマダユルアシカヌピー…
「雨たゆるあしかの美御水」
という意味だそうです。
かつては黄金の壺だったとか。
このあたりの聖域の巨岩は、
こんな感じの構成でして、
左側には神が降臨したとされる
久高島が遠望できる場所。
御嶽は古神道のありようを
伝えると言われていますが、
神社と御嶽には、
2つの異なる点…。
額に水をつける神事もこの聖水。
沖縄の正月は若水汲みから…
元旦の朝は湧水汲むで賑わう。
東方を向いて祈願し、
火の神や仏壇に供えます。
シキヨダユルアマガヌピー…
「しきよたる雨か美御水」
アマダユルアシカヌピー…
「雨たゆるあしかの美御水」
という意味だそうです。
かつては黄金の壺だったとか。
このあたりの聖域の巨岩は、
こんな感じの構成でして、
左側には神が降臨したとされる
久高島が遠望できる場所。
御嶽は古神道のありようを
伝えると言われていますが、
神社と御嶽には、
2つの異なる点…。
一つは社殿があるかないか…
律令体制のもとで、
国が神社に社殿を
設けさせようとしたようで、
仏教寺院の影響が大きかった。
ではなぜ沖縄では、
社殿を持たないのか。
理由のひとつが財政上の問題、
とりわけ御嶽の場合は、
森は神の来遊する場所と
信じられてきました。
その木を伐って社殿を
建てることは、
まさしく神意に背くこと。
もうひとつは神社の社主、
神主は男性ですが、
沖縄ではどこへ行っても、
本島ではノロ、
宮古・八重山は司(つかさ)と
呼ばれる神女がおられるのです。
宮古・八重山は司(つかさ)と
呼ばれる神女がおられるのです。
大和朝廷において、
森や岩だけの神社は、
施政者からすると貧寒なもの。
女性が神社から次第に
遠ざけられたのは、
管理体制を求めたことが
理由のようなんだと。
12世紀以降に、
本土から神道の信仰が
沖縄に持ち込まれたとされる。
沖縄には、御嶽とは別に、
有名な波上宮を含む
琉球八社をはじめ、
多くの神社があります。
「神道の信仰を沖縄に
持ち込んだとするなら、
これは古神道とは異なり、
社殿のあるのを当然とする。
今日の神社神道に
近いものだったはずである。
それが御嶽信仰のもとに
なったのであれば、
なぜ今日に至るまで御嶽に
なったのであれば、
なぜ今日に至るまで御嶽に
社殿がないのであろうか?」
「沖縄の聖地 御嶽」の著者、
「沖縄の聖地 御嶽」の著者、
跡見学園女子大学名誉教授の
岡谷公二さんの疑問。
社殿など人工の営みを
忌み廃する御嶽という
沖縄の信仰と聖地。
沖縄独自のものか?
外からの影響ならば、
いつからか??
斎場御嶽までは
かなりの距離があります。
この琉球コーラ自販機に
助けられました!
これからの時期は、
暑さ対策くれぐれも
お忘れなく(・ω・)v
※1厭勝銭とは?
「ようしょうせん」と呼ぶ。銭をかたどった、護符の一種。
縁起のよい語句や図を鋳出し、災難よけや幸運を願った、
岡谷公二さんの疑問。
社殿など人工の営みを
忌み廃する御嶽という
沖縄の信仰と聖地。
沖縄独自のものか?
外からの影響ならば、
いつからか??
新聞の書評がキッカケで、
アマゾンで買い求めた。
柳田國男や折口信夫の
定説に一石を投じる本、
興味深く読み進めました。
冷たいグラスの
水滴をぐんぐん吸い取る
便利なコースター。
アロマストーンなんかも
ありましたよ!!
沖縄の赤瓦屋根は、
古くから強い台風や塩害から
ウチナンチュの生活を
守ってきたもの。
さっきまで晴れていたのに、
古くから強い台風や塩害から
ウチナンチュの生活を
守ってきたもの。
さっきまで晴れていたのに、
突然の雨…
快適だったレンタカーで、
ひとつだけ残念なこと、
酷使されていたんでしょう
ワイパーゴムが滑ってた。
赤瓦は雨を吸水し晴れた時、
蒸発により気化熱によって、
家を涼しく快適に…
そんな工夫が活かされた
オススメなウチナー土産です。
斎場御嶽までは
かなりの距離があります。
この琉球コーラ自販機に
助けられました!
これからの時期は、
暑さ対策くれぐれも
お忘れなく(・ω・)v
※1厭勝銭とは?
「ようしょうせん」と呼ぶ。銭をかたどった、護符の一種。
縁起のよい語句や図を鋳出し、災難よけや幸運を願った、
まじない用の銭の形をしたお守り。
中国では漢から六朝時代にかけて流行し、
日本では、室町時代から江戸時代にかけて行われた。
「えんしょうせん」とか「あっしょうせん」とも読む。
「厭勝」はまじないによる破邪を意味する言葉。
赤瓦コースターふくめネット通販がありますよ!