かごしま洋館あるき① 鹿児島県庁舎本館

かごしまにも洋館が
あちこちにありました!
「かごしま洋館あるき」、
まずは鹿児島県庁舎本館を。
大正期における
ネオ・ルネッサンス様式による
県庁舎建築として、
その雰囲気を留めています。

もとは両翼を広げたフォルムで、
威容を示していたそうですが、
今は県庁移転に伴って、
中央部だけが曳き家で保存、
2階にはイオニア式の柱。

ロの字型平面の正面玄関と、
中央階段部分が残ります。

玄関車寄のトスカナ式の双柱

設計は、
曽禰中條建築事務所。
曽禰 達蔵は、
同郷の辰野金吾とともに
ジョサイア・コンドルに学んだ
日本人建築家の第1期生。

県政資料館となっていますが、
月曜日は休館(T . T)

入ってすぐの振り分け階段、
役所建築の典型的なカタチとか…
2階は喫茶室に
なっているそうです。