京都鉄博へ vol.5 私鉄コレクションそして…
関西といえば…私鉄。
交通科学博物館にあった
「私鉄コーナー」は?というと…
キチッとフロアを間仕切って、
ロゴマークなんかも新しくして、
再登場してました。
阪急電鉄株式会社
「多角的経営モデルを確立」
とありました。
「阪急電鉄は1907(明治40)年に
設立された箕面有馬電気軌道を前身とし、
1910(明治43)年に梅田〜宝塚間と
石橋〜箕面間で営業を開始しました。
そして、大正時代には神戸線の
開業などによって路線が広がりました。
その後、戦時中の京阪電鉄との合併と、
戦後の分離を経て、ほぼ現在の路線網が
形成されました。
また、当初より沿線の住宅開発や
動物園・温泉などの観光拠点整備なども
行い、その経営手法は私鉄による
多角経営の先駆けとなりました。」
阪急マルーンとともに…
マロンが語源とも言われる。
阪神電気鉄道株式会社
「日本初の本格的な
都市間高速電気鉄道」
「阪神電気鉄道は大阪と神戸を
結ぶ路線として、1905(明治38)年に
出入橋(大阪)〜三宮(神戸)間を開業し、
大都市間を高速で結ぶ電気鉄道の
先駆けとなりました。
阪神電気鉄道の路線は、
駅数が多く駅間の距離も短いため、
ち密な運行ダイヤで効率的な輸送が
行えるよう、普通列車には
高加速・高減速性能の
「ジェットカー」が運用されています。」
ジェットカー健在!
「青胴車」と呼ばれる
カラーリングは受け継がれます。
「青胴車」と呼ばれる
カラーリングは受け継がれます。
南海電気鉄道株式会社
「現存する最古の私鉄」
「大阪南部から和歌山北部を走る
南海電気鉄道は、
現存する日本最古の私鉄で、
1885(明治18)年に阪堺鉄道として
難波〜大和川間で開業しました。
その後、大正時代から昭和初期には、
浜寺公園での食堂営業や、
浜寺海水浴場の開設といった
沿線の景勝地開発などを行い、
旅客誘致を図りました。
現在では、通勤通学だけでなく、
高野山の観光や関西国際空港への
アクセスにも便利な列車が
運行されています。」
「特急こうや」
近畿日本鉄道株式会社
「日本最長の営業距離の私鉄」
「近畿・東海の2府3県を結ぶ
近畿日本鉄道は、1914(大正3)年に
大阪電気軌道として開業し、
合併を繰り返したのち、日本最長の
営業距離を持つ会社となりました。
広範な路線網のため有料特急も多く、
車両には世界初の2階建て高速電車
「ビスタカー」などが運用されてきました。
2009(平成21)年には阪神電鉄と結ばれ、
神戸三宮〜近鉄奈良間で相互直通運転が
行われるようになりました。」
修学旅行列車「あおぞら」
京阪電気鉄道株式会社
「積極的な先端技術・
サービスの導入」
「京阪電気鉄道は1910(明治43)年、
大阪と京都を結ぶ天満橋〜五条間が
開業し、現在は大阪・京都・滋賀を
結ぶ路線を持っています。
1914(大正3)年、日本初の
急行電車の運転を開始し、その後も
色灯三位式自動閉塞信号機の導入、
空気バネ台車車両の進行、
関西初のテレビカーの導入など、
さまざまな日本初・関西初のサービスや
新技術を積極的に導入してきました。
また、ひらかたパーク(遊園地)の
経営なども行っています。」
そして…JR西日本も私鉄です。
西日本旅客鉄道株式会社
「地域密着の鉄道網で
関西一の輸送量」
関西トップ…当たり前といえば当たり前
ただ交通科学博物館にあって、
京都鉄博に受け継がれなかった
私鉄が1社ありました(T_T)
それは…
「大阪市交通局」さん。
京都にも交通局があるから、
そのまま
引き継げなかったんでしょうね。