よさこい四の巻 フクちゃんに会いにゆく

高知県といえば
まんが王国」なのでありまして、
その先駆的な存在が
フクちゃん」を生み出した
横山隆一さんなのであります。
はりまや橋からすこし東…
高知市文化プラザ かるぽーに、

横山隆一記念まんが館
桂浜に行ったこともあり、
ほぼギリで行ってきました。

1936(昭和11)年に
朝日新聞東京版で連載が始まった
「江戸ッ子健ちゃん」で
脇役として登場!!
ただ主人公 健ちゃんよりも
フクちゃんに人気が集まって、
国民的大スターになったとか・・・
フクちゃんがおじいさんこと福山福太郎の、
養子ってことになっています。
主役となった「養子のフクちゃん」ってのも、
今ならそんな題にはならなかったと思います。
ただ、当時の日本では
跡取りがいなかったという理由で、
養子縁組はよくあることだったのです。
ちなみにフクちゃんは
「おじいさん」と呼んでますが、
福太郎さんは本当は伯父さんなのです。
フクちゃんを世に送り出した
横山隆一さんの存在は、
高知県に多くの
マンガ家たちを輩出しました。
黒鉄ヒロシさん、青柳裕介さん、
西原理恵子さん、はらたいらさん・・・
数えるとキリがありません。
フクちゃんは本名は福山福一と言います。
年齢は5歳くらいなのですが、
なぜか大学帽に高下駄を履いています。
早稲田の制帽に似ていたこともあって、
早慶戦の応援マスコットとして
愛されるようになったそうです。
当時の大学野球のキャラクターは
ほとんどが無断使用が常識??。
同志社アトムも立命レオも…
ほぼギャラ無しで登場していましたから。
ちなみに横山隆一さんは
早稲田の杜だけは著作権なしの治外法権
と容認していたこともあって、
1999年3月早稲田大学芸術功労者となって、
フクちゃんとともに早稲田大学を卒業したとか。
同志社ともフクちゃんは縁があります。
あの土佐ノ海関さんの化粧回しには、
紫と緑色の鮮やかな背景のもと
祭りの「まとい」を担ぐ姿がありました。
ちなみに土佐ノ海関は高知県安芸市出身、
同志社大学相撲部では1年生から活躍、
その後角界に進まれました。
横山隆一さんの愛品たちがずらり、
量質ともに劣りますが。。。
ちょっとボクの部屋に似ています。
自宅のホームバー・グラ
再現されていました。

酒仙人といわれた隆一さんの酒場には、
文士をはじめ多くの人達が集ったそうです。
ネタの隠し蔵だったのでしょう。
小さい頃は野球をやっておられたとか…
掲げられていた王さんのユニ。
まんが王国の主役はアンパンマン

高知駅のベーカーリーで買った仲間たち。
やなせたかしさんのふるさと、
県内の香美市にある
ぜひ次回に行こうとおもいます。

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