東ひろしま 西條酒水めぐり② 天保井水

創業より伝わる
名水「天保井水」で酒を醸し、
1969年に業界に先がけて
防腐剤無添加酒」を世に問いかけて、
添加物をかたくなに拒んできた酒造り。
地元の地名を冠する西條鶴さん。
発祥は江戸時代後期の天保年間、
創業明治37年なのだそうです。
米はほぼ100%を地元広島のもので
まかなわれているそうでして、
なかでも「農林22号」は農家との契約栽培、
「西條鶴」のみ使用のこだわりの米です。
水は名水「天保井水」を用います。
地下22mから汲み上げているとか…
豊かな伏流水も少しづつ、
変化をみせているのでしょうか。

今も現役で活躍している煉瓦の煙突は、
西條では唯一のものだそうです。
厳冬期に酒造りを限定しているおかげで、
後切れのよいさらりと飲めるお酒でした。
社長さんはこう語ります…
「米と水、
 そして手造りという三つの要素が、
 うちの酒造りの柱になりますね」

西條鶴酒造
 東広島市西条本町9-17

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