2015年3月27日金曜日

西宮をあるく⑨ 獺祭に溺れる

日本盛の蔵開きでは
獺祭のみくらべ」ってのに参加した。
たった千円で「獺祭」と
日本盛ジマンの大吟醸が
楽しめるという大盤振る舞い(・ω・)v
トレーには「金盃酒」とあるが、
一杯目は「雑候屋甚兵衞(ざこうやじんべえ)
山田錦を40%まで精米、
丹波杜氏が丁寧に醸した
超特撰の純米大吟醸。
二杯目は「惣花(そうはな)」。
厳選された酒米が55%まで磨かれた、
珠のような輝きを持つ白米が
惣花酵母」によって丹念に造り上げた
超特撰純米吟醸酒。
そして…「獺祭39
でもなんで日本盛で獺祭???
獺祭をおくりだしている
山口県岩国市の旭酒造さんは、
江戸時代の1770年(明和7)年に創業。
1892年(明治25)に現社長の祖父が
蔵元の経営権を入手したのだという。
旭酒造 株式会社の 桜井博志 社長は、
松山商科大学(現松山大学)を卒業したあと、
今の日本盛である「西宮酒造」で、
修業をされた経歴があるのだそうです。
日本盛が獺祭の特約店であるのは、
その縁によるものなのです。

1976年に旭酒造に入社されますが、
酒づくりの方向性や
経営方針をめぐって退社、
石材卸業を営んでおられたのですが、
1984年の父の急逝により
3代目を継いだのだが、
当時は第1次焼酎ブームで
日本酒には逆風のとき、
倒産も遠くない経営状態だったようです。
試行錯誤の結果、
原点に立った帰った品質重視に転換。
大吟醸酒の開発の末に誕生したのが、
この『獺祭』なのです。

「獺祭」とは書物や資料を周囲に広げて、
詩文の想を練る姿を意味する言葉。
その姿が捕獲した魚を河原に並べるという
(かわうそ)の奇妙な習性に因みます。
獺祭書屋主人とも号した、
正岡子規の革新性にあやかる
桜井博志さんの決意表明でもあります。

このブログは
【月刊「ニュートップL.」 2012年12月号】
  を参考にしました。