TARO100《太陽の神話》















樹と鳥の夜の二分する「太陽くん」?
オレンジと黄色の光を放つ
モザイク画 《太陽の神話》

東京駅の八重洲口にそびえる
グラントウキョウノースタワーの
その18階にあるとか。

戦後の都市復興をめざす建築家や
新たなイメージ戦略を
仕掛けていた企業家たちも、
太郎のエネルギー漲った
斬新なものに惹かれたようです。


「かつて優れた美術品といえば
 極めて稀であり、
 だからこそ尊いと考えられた。
 従って少数特権者の専有物であったのだが、
 今日の芸術の形式は
 シネマ、ラジオ、テレビジョンに
 見られる如く、極めて大量に生産され、
 ひろく一般の身近にふれる。
 絵画も技術的に大衆との結びつきを
 考えていかねばならない。」

1952年に太郎が述べたコトバ。
ほ〜んとそうなってますね。


オリジナルにのみ価値が
認められた絵画作品が、
工業的に量産され、
形を変え数を増やして、
私たちの身近な“アート”に、

そして
都市空間の風景に・・・


《太陽の神話》
 サイズ: 縦180cm、横240cm
 モザイクタイル
 大和証券グループ本社
  東京都千代田区丸の内1-9-1
   グラントウキョウノースタワー18階







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