2010年2月20日土曜日

タイムスリップ大阪万博23 タカラ・ビューティリオン

大阪商工会議所の
創立120周年を期に開館した
「大阪企業家ミュージアム」

に行ってきました。

「意志」「自助」「創意」
「挑戦」「先見」「変化」

 そして「志」
「企業家精神」を思い起こそうと、
こんな気概で誕生したミュージアム。

ここにも大阪万博グッズが。
「太陽工業 株式会社」の創業者
能村 龍太郎
(のおむら りょうたろう)さんの
コーナーには
EXPOキャンバス構造物」という
「ダイダラザウルス駅舎」
などのテント建築物を担った企業だ。
「“膜”のもつ可能性を追求、
 世界の膜面構造物をリード」。
「現代大阪の再生に力を尽くす」
というパネルには、
EXPO70の写真が
ならんでいました。

大阪万博の
パビリオン出展企業のなかで、
異彩を放っていたのが、
理美容・歯科用椅子などで
世界トップに駆け上がった
タカラベルモント 株式会社」。

出展関連費用はおそらく
当時の資本金をはるかに
上回っていたのだと思われます。

投資にみあうモノをつかむために、
外部の力を借りるという
意志とノウハウが、
すでに高度成長期という
イケイケドンドンの時代に、
備わっていたことを示しています。

(EXPO70スタンプコレクション より)

パビリオンのネーミング
からしてオシャレだ。
タカラ・ビューティリオン」。
当時の若手建築家
黒川紀章 さんの設計は、
鉄管ユニットをプレハブに組み立て、
そこにステンレスのカプセルを
はめこんだもの。

カプセル化された浴室や
台所ユニットたちは、
未来の宇宙ステーションへ
訪れたような経験を
もたらしたのだそうです。

テーマは
「美しく生きるよろこび」
いまなお先端を
直走るデザイン力は、
まさしく美しく
生き続けているように
映りました。

大企業として成長したが、
いまなお株式を公開せずに
私企業の枠に踏みとどまる。

ファンドの容喙
(ようかい)
一線を画して、
起業家ポリシーを持ち続ける
底力が支えるものなのかも
知れません。※「大阪企業家ミュージアム」での写真は、
了解を得て撮影させてもらったものです。