2010年2月7日日曜日

タイムスリップ大阪万博 その19 「みつめあう愛」



大阪にある岡本太郎 さんの
パブリックアート
「みつめあう愛」
見てきました。

太郎 さんは、
「芸術の大衆化」について、
「ラジオ、テレビに見られるように、
 大量に生産され、
 ひろく一般の身近に
 ふれるものこそ価値がある
」と。

太郎さんは「太陽の塔」のあとに、
まわりの静止をあえて振り払うように、
太郎の安売り”を始めている。

この「みつめあう愛」という陶版画は、
1988年9月にダスキンさんの
デザインマットのCMに出演。
その縁で大阪江坂にある
ダスキン本社を彩ることになったもの。

通りからは見えないが
誰もが行き来のできる
パブリックアートとして存在。
1990年の作品だ。

近代建築の無機質な合理性に対し、
絵画、彫刻の純粋芸術のもつ
" 遊び "をぶつける
建築空間に新たな生活の
ふくらみを持たせるという理念は、
建築の中に多くのレリーフ壁画を
生まれていく。

岡山駅の「躍進」にはない、
太陽っぽい目が“みつめあう”。

岡本太郎さんは1975年に
にらめっこ』と題した
エッセイ集を刊行されています。
続いて、
1980年に『にらめっこ問答』、
1981年には
『人生は夢にらめっこ問答』。

『にらめっこ問答』には、
人と人との、あるいは自分自身との
生命の瞬間のぶつかりあいと、
そこで交わされる生命の交歓を
象徴するコトバが “にらめっこ”。
そのキンチョーがほぐれて
“みつめあう” ことになったのだろうか?
“みつめあう” アートの前で、
待ち合わせスポットとして、
交歓に期待を膨らます時間を
創り出している。