2015年5月4日月曜日

ヒロシマ爆心地から2300m〜工兵橋

旧広島市内唯一の吊橋「工兵橋」。
広島市東区牛田本町で
旧太田川から分岐している京橋川
その最上流から2本目の橋。

振れ止めのワイヤーが
水平近くに張ってあって、
その美しいカーブが
親しまれている点なのかも??
京橋川最上流には
「新こうへい橋」があって、
そこから眺めるとこんな感じ…
信州の渓流の吊り橋のようです。
新こうへい橋」は、
1973年7月架橋の「こうへい橋」を
1991年10月新たに架け替えられたもの。
でもなぜ“ひらがな”???
もともと「長寿園橋」という名が

用意されていたそうなのです。

戦後初期まで工兵橋付近の桜の名所を、
冠しようと思っていたそうですが…
名称について白島と牛田の両岸の
住民の間に紛争が生じたたそうです。
公平に」との意図を込められています。
かつて雁木タクシーからみた
通称「さぎ島」。
サギやカワウが巣を作っています。
中州には人や犬が渡ってこないから、
まさに「野鳥の楽園」になっています。
高層マンションや幹線道路、
そしてアストラムラインの高架たち、
コンクリートのはざまにある不思議空間。
工兵橋の話に戻ります。
現在の橋は1986年3月ですが、
最初に架けられたのは1933年(昭和8)。
中区白島北町と
東区牛田本町を結んでいます。
写真は現地の「原爆被災説明板」より、
1945年に米軍撮影が撮影したもの。
白島にあった陸軍工兵第五連隊
対岸の牛田の演習場への連絡橋でした。
原爆投下により白島地区は、
工兵隊付近を除いて全焼したそうです。
損傷が少なかったため大勢の被爆者が、
この橋を渡って避難したと伝わります。