司馬遼太郎を感じる場所
東大阪市下小阪にある「司馬遼太郎記念館」、
安藤忠雄さん設計の「大書架」を見上げてきた。
「蔵書で囲われて、闇に包み込まれたような、
かすかな光の空間のイメージ」しているとか。
この建物を設計するときまず一番に考えたのが、
大量の蔵書の存在だったらしい。
自宅の玄関、廊下、書斎、書庫などの
書棚に収まっていた約6万冊の
蔵書世界をどう体現できるか…
うち2万冊たちが私たちを圧倒させる。

展示室の一番奥の天井のコンクリートにシミ、
それがどことなく坂本龍馬に似ているって…
太陽の光が時間と季節の中で変化する、
その移ろいを楽しむのに
ここちよい空間が広がっていました。
書斎に面している庭は、
司馬遼太郎さんが好きだっという