猛虎列伝2 “綿”の三遊間

「吉田義男 と 三宅秀史 は “ 綿 ”、
 広岡達朗 と 長嶋茂雄 は “ 絹 ”、
 豊田泰光 と 中西太  は “ 麻 ”」



当時の三遊間は
こんな感じでたとえられたという。

























1962年9月6日の大洋の試合前練習で、
起きた事故で左目を負傷した 三宅秀史 は、
862試合の連続フルイニング出場がストップ。
金本知憲 選手のストップは 横浜 だったし、
なんか運命的なものを感じさせる。























長嶋が横っ飛びで取る打球を
三宅は正面で苦もなく取る。
柔らかさと強さを兼ね備えた

プレイヤーたちだった。


遊撃手・吉田義男 さん、
二塁手・鎌田実 さんとの
二三遊間はまさに鉄壁そのもの。
「日本球界最高の守備陣」といわれ
「試合前のシートノックだけで金が取れる」
とも言われた。

最近のサードは粗さが目立つ
横っ飛びより正面にしっかりと入る
そんな余裕がほしい。
  
   

このブログの人気の投稿

異界との出入り口《春日権現験記絵》

野球帽の研究 補講〜高校野球帽

ペットマーク考証① バットを持つ人