虎次郎の嵬集癖 「通行手形」

何かを集め出すと止まらない虎次郎。
何年経ってもその癖は治癒しないようだが・・

一昔前 観光地などで売られていた
将棋の駒のような形のお土産「通行手形」

















実際は鈴と紐が付いて土産物屋に吊るされていた。
ペナントと二大勢力を誇っていた
少年が好む土産物定番という存在であった。

まだ携帯ストラップというものがなかった時代、
この形でキーホルダー化されているものもあった。



















虎次郎が集め出したのは小学生の頃
確か最初は祖母の北海道土産だったように思う。
その数100個くらいはあっただろうか、
木の板にフックを付けて永らく吊り下げていたが、
家を建て直した時に段ボール箱へ。
その後ジャラジャラと鳴る塊は、
いつしか押し入れの奥へ奥へと。



そんな「通行手形」をこないだ
大英断をもって大量処分した。

もったいないようだが、
このまま持ち続けてどうするのってこと。
これで床をフローリングにするという訳にもいかず、
かといってバーベーキューの燃料とも行かず。

ほとんどが木で出来ているが、
鈴は少々サビが出て紐は解れつつあった。



でも最後は想い出にと
デジカメで記念にパチパチとメモリー化。

なかには小銭がいれられるようなものもあった。














そういえばバカバカしいコレクションが
虎次郎の部屋にはまだまだ眠っている。
これをシリーズ化するかはビミョーだ。

ちょっと気恥ずかしい気分でもある。


また訪れたい町の名もあったので、
バカさ加減を自慢するのもと一興かと。

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