2014年6月16日月曜日

山の蒼さがいい 『春を背負って』

人生は徒労の連続だ
トヨエツ演じるゴロさんという
頼りになる山男の言葉。
物語に出てくる
菫小屋」のモデル大汝休憩所は、
立山連峰で一番高い
大汝山(標高3015m)の頂上近くに…
前もブログったことがあったかも知れないが、
虎次郎は中高のとき学校の登山学校で、
いわゆる山小屋にお世話になったことがある。
この写真は社会人になって
グループで白馬に行った時の…
(実は紅葉の写真は穂高の涸沢でした)
栂池から白馬大池山荘から
小蓮華山から・・・
白馬岳~杓子岳~白馬鑓ヶ岳、、
そして猿倉へとそんな予定だった。
白馬大雪渓を下りで降りるのは、
登山経験者なら危険とワカルから・・・
そんなルートを計画していたのだが。
小蓮華山を越えて白馬山荘へ向かうのは、
雨雲にはばまれることになったのである。

どうしようかと思案していたら・・・
東京からのご夫婦から声を掛けてもらった。
一緒に白馬山荘に向かおうと・・・
何人かで動けば
もし何かあれば山荘にも連絡できるし、
ということで同行してもらうことになった。
横で不安な面持ちの親子と、
あわせて8人で動くことになった。
雨風が強い時はハイマツにカラダを隠して
そして尾根を歩くときは風が止む間を待って。
なんとか「白馬山荘」へとたどり着いたのだが、
悪天候は収まらずに山荘に連泊…
その二日目にみたご来光がコレ。
山というところでは
地上では違った人間関係ができる。
というよりも、しっかり繋がっていないと
大自然のなかでは人間はただ無力なのである。

「一歩一歩負けないように
しっかり普通に歩いていく」

どれだけの重い荷物かは人それぞれ、
重さの測り方や感じ方はそれぞれなのだと思う。
ただひたすら何か背負って、
しっかりと地面を踏みしめていけば、
きっとなにかにたどり着く。
時にはみんなが思ってる頂上でないとしても。
そしてたどり着く先は、
きっと「自分の居場所」なのかも知れませんね。
流れるエンディング、
なぜか涙が溢れた…
最近は山には登らないけど、
たくさんのモノを背負わせてくれたのが
そう山だったからかも知れません。

「♫ 今もこの足跡を隠すように
 日々は降り積もっていくけれど
 朝の光浴びれば
 あなたの心に触れたような気がする

 空にかかげた夢は雲のように
 どこかに行ってしまったけれど
 この場所を踏みしめれば
 あなたの心が解ったような気がする」
さっきの白馬の話・・・
実は避けていた大雪渓のくだりを
その後経験することになった。
1995年7月の歴史的な大雨で、
大雪渓がくずれてしまっていた、
踏み固められていない砂利道に足を
取られまくったことをふと思い出した。