ベリパOSAKA2011 商船三井築港ビル

大阪港のモダンアートのツートップ
洋館建築ってのは最近は整備されすぎて、

全国的にも立ち並ぶってのはとても珍しい。
とりわけ空襲を受けた大阪で
「洋館」が二軒ならびって奇跡的!!
















でも目の前には地下鉄中央線が通っていて、
ならんでカメラに写すのは難しい。

分離帯まで走ってコワイ思いしたのに、
     収まりきらんかった。

















角に作られた玄関
は機能的な面構えだが、
土盛りされてるので、もともと2階。

















すっきりとしたデザインが
「天満屋ビル」とはベツモノである
     と誇示するように・・・
外壁にはモダンなデザインを見せる。























タイルは天満屋ビル
 同じスクラッチタイル
















昔は1階は船員らの待機所、
2階は乗船客の待合所と切符売り場、
そして3階は事務室で
機能的なツクりなんだそうですが・・・。
この日は祝日だったので鍵が閉まっていました。

















大陸への玄関口として大いに賑わっていた頃、
御堂筋に負けない広い大通りに面するビル、
異国の匂いが漂っていたに違いない。


「大阪商船ビル」
建築年:1933年(昭和8)
鉄筋コンクリート造3階建
 (後年に2階建地下1階となる)
設計:不詳


「海岸通建物物語」で、
かつての華かな時代の写真が見れます。








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