2011年10月28日金曜日

広島県の歴博 なぜ福山に?

広島遠征は最近は虎次郎の恒例行事、
まだまだ広島市内で見たいスポットは
      あるのだけれど・・・・


広島市にはそういえば
    歴史博物館ってのがない。

原爆投下でほとんどの史料たちが
失われったってのもあるけど・・・

実は…「
広島県立歴史博物館」は
 そう福山市にあるのだ。

















この日は特別展「京都・清水寺展」っての、
やってたけど通常展示だけを観てきた。
「通史展示室」はかなり規模が小さい、
複製品の展示はこの手の歴博では至極当然か。















 「広島県立歴史博物館」のHPより


備前法華に安芸門徒」と呼ばれた
県内の真宗寺院の分布パネルとか、
宮島のジオラマかが並ぶ。
カメラオーケーでもいいんじゃない?
     と思った(=◎=)


県立の歴博を福山市につくったのは、
福山市街地 を流れる芦田川
当時の河口付近で発見された、
草戸千軒遺跡」の発掘の成果を
知ってもらいたかったからだという。

いざよみがえる草戸千軒へ・・・
















かつて草津(くさづ)」とか
草井地(くさいぢ)
と呼ばれた港町は、
江戸時代の中頃1763年(寛文13年)に
洪水によって消失してしまったのだという。


1980年代から始まった
発掘まで
遺跡が残ったのは
芦田川の中州で、
河川の砂が堆積して守られたからとか。

















中州の表層の下からは中世の港と街並み・・・
ちょっとポンペイのようだ。

















木の桟橋付きの「船着場
どうやら《一遍聖人絵伝》がネタ元か?
展示解説シートには
「中世の絵巻物に描かれた
 刳船(くりぶね)を参考にした」とある。


















奥に鎮座するのは「御堂」で、
石で敷いた道路が伸びているのも、
遺跡より発見させたものを再現したもの。


















季節は初夏黄昏時って設定なので、
ちょっと仄暗い感じ…
フラッシュ撮影は遠慮したので暗い。


















かわらけうり
(おうご)とよばれる天秤棒
地元で作った素焼きの土器を、
売り歩く姿も絵巻に描かれている
手前にあるのがソレ。

















「市場」

手前が「魚具売り」で
タイ、スズキ、イワシに、
ワカメや塩などの海産物たち。
奥は米や野菜、
そして藁草履や筵も並べられていた。


















こちらは「足駄屋(あしだや)」と
  呼ばれる下駄を作る職人の住居。


















人形は置かれていないのだが、
「住人は夫婦と息子
 父親は下駄に鼻緒の孔をあけており、
 息子は下駄の台を製作している。」
       ってことになってる。


それぞれの住居には食事も置かれていて、
当時の食生活も伺えて中世の民衆の生活の
再現はなかなか見事だった。


















いや〜〜〜
 楽しかった「中世 時間旅行」


県歴博の前を出るとそこには、
芝生の上のモニュメントたちが、
都市景観としての秀逸を見せる。



















高橋秀さんの《愛のアーチ》とか



杭谷 一東 さんのは、
(くえたに いっとう)
「環境彫刻」

敬意(RISPETTO)
デカイ黒曜石の石器のよう。










福山城周辺の
ふくやま文化ゾーン」だけでも
 見るトコいっぱい(・ω・)v




野球がらみじゃなくて…
ゆっくり楽しめる機会を
ぜひ作りたいと思います。